兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

六甲山系徘徊

2019年07月07日 | 大阪 兵庫の山
7月6日(土)
ここのところ梅雨前線が活発で危ぶまれた山行でしたが、何とか雨は回避できそうなので
六甲山系を山友さんと歩いてきました。

今回のルートは地元在住の山友さんのプランで歩きましたが・・・・

スタートは六甲ケーブル下。


ここからまずは舗装路を登っていきます。
20分も歩くと本日のルートである「アイスロード」入口へ。


山友さんも初めてのルートということで、さてさてどうなんでしょうか。


なかなか雰囲気は良いですよ。
自然林が続きこれは良いんでないかい。と・・・・・・・・・


と思うのだが・・・・・
残念なのはドライブウェイの車の騒音。
しばらくはかなりな車音で、せっかくのこの良い雰囲気が台無し。
それでもドライブウェイを離れるととても良くなります。
誰にも出会わないですね。マイナーな道なんでしょうか。
六甲山系はたくさんの道がありますから、ばらけますか?
時折眼下に神戸の海が・・・・・・


今日は気温的には涼しいかな?
もちろん登ってる間は汗が出ますが、休憩時は気持ちいいほどひんやり。
ましてやず~~~っと木々の下歩きで、こんな渡渉もあり、ここはお勧めですね。


遠くの岩肌を見ると・・・・・


かなりズームアップしてます。ロッククライミングでしょうか?


そしてまた、かなり上ってきましたので眺望もよくなりました。




このルート最後に急登りが続きますが、1時間40分ほどで山上に到達。


今回のルートは頂を極めるところがないので、ここからは山上の稜線沿いを眼下の大阪湾を中心とした壮大な眺めと共に歩きます。


ゴルフ場の中を網に囲まれながら歩きますが・・・・・?

ゴルファーが全く見当たりません。土曜日だというのになんで?



ピーターラビットの家にお立ち寄り


とは言っても関連のお土産ショップですが。

余り見たことないお花も沢山咲いて、雰囲気はとても良いです。



ここの展望台からは・・・
「もう見飽きたし・・・・」
とは言えないくらいの大展望が。
神戸の街から、六甲アイランド、大阪の高層ビル群、関空、葛城金剛の山々、霞んでなければ京都の山々まで
大展望です。



12時を回りました。
今回の昼飯は山友さんの提案で、六甲名物?ジンギスカンとなりました。
当然焼肉となればこれも付けなきゃということでビールも。


ここジンギスカンの館からも絶景ですよ。


後はお風呂に向かって下山だけなので気分は楽勝のはず?

さて、ほろ酔い気分のまま裏六甲を下山開始。
だいたい裏六甲を下山してお風呂と言えば、かの超有名な有馬温泉以外に考えられない。
ですよね。
でもでも、なぜか山友さんは有馬温泉から少し離れた「からとの湯」というスーパー銭湯を選択。

まずは紅葉谷を有馬方面に下ります。200m先の分岐をからと方面に入る。

が・・・

しかし・・・・

だいぶ下ってきたのに分岐がない?

仕方ない、スマホで現在地確認。

あっはぁ!

分岐はとっくに過ぎてるじゃないですか。
このまま有馬って言いう手もあるが……

登り返して戻って、改めて分岐を入り、さらに行くとここも分岐。
さてさて?

通りかかった方に声かけられ、どうも私たちが行こうとしてるルートは、もうすぐ舗装路で、
ず~~~~~~~~っと7kmくらい舗装路歩きになりとのこと。

「ありゃま」(笑)

ここで作戦会議・・・・・・・・・

出た答えは、山上の道を戻って、油こぶしの道を下山。すなわち登り始めたケーブル下がゴールとなります。

サァ元気を出して下山開始。
放置された?別荘群を通り抜き下りていきます。
なかなか歩きやすい道です。


六甲山系の登山道は変わった名前が付いた道が多いですね。
チョット調べてみました。

登りに使った「アイスロード」は、明治初期山上で冬に自然で凍らせた氷を、夏に町まで下ろした道。

下山の道は「油こぶし道」はその昔油売りが六甲を越えて有馬や丹波に油を売りに行ったが、
六甲越えは道が険しくよく油をこぼしたことが、なまって油こぶし。

油こぶし道から分岐するのが、「寒天道」これは登り口付近に寒天を作る家が多かったから。

かの有名な「魚々道」は当然魚を有馬方面に運んだ道。

そのほか「石切道」なんかも。



さてだいぶ下ってきて、最後のご褒美は・・・・


この素晴らしい青空。


お疲れさまでした。
おかげさまで7時間もかかってしまいました。

これに懲りずまたお付き合いしましょうかね(笑)










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