兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

残っててくれたサギソウ

2016年08月28日 | 自然観察

8月27日(土)
雨粒がポツっと落ちるような、いつもより涼しさを感じる今日、山友さんとサギソウを見に歩いてきました。
今年は山野草の花が何処もここも早まってて、ここのところ毎年楽しみにしてるサギソウはまだ残ってるかと心配しながらの歩きです。
コース的に3時間ほどなので、朝はゆっくりと、そしていつもと反対のコース入りとなりました。


滋賀の田んぼはもう黄色くなってきてます。よく見ると穂が垂れてる。
ハヤーいですね。
私の地元ではまだ穂が出始めたところで、青々としてますから。









天気も午後からは晴れるということですが、どんよりの今がちょっとでも暑さがマシです。
病み上がりの山友さんとゆっくり歩き登り、途中からの眺めはこの時期としては良い感じの眺望になってます。

2時間ちょっとかかってサギソウの谷に到着。
う~ん!と眺めまわすとチラホラ白いのが・・・・・・









































やはり時期的に遅すぎたということで(ブロ友さんの話ではお盆時期の三分の一)
ぱらぱらとしか咲いてませんが、それでもこの湿原に咲くサギソウは絵になります。



もう1時前なので昼食をはさんでの鑑賞会となりました。

ここの湿原の干からびそうな水たまりには白いメダカが・・と、山友さんが見つけました。
私も思わず「網と釣り竿持ってくるんだった」(笑)





真剣に、干からびそうな水たまりのメダカやオタマジャクシを捕まえて池に放してる山友さん。

この後トンボの産卵に感激してました。






この後ちょっと移動して,
ついについに出会いたくなかった奴が、(昨年なんか行きも帰りも出会って鳥肌バリバリだった)
でも今回は山友さんが先に見つけてくれたので余裕(-_-;)「どれどれ」(笑)




ここで思わぬ嬉しい嬉し初出会いがありました。
またまた山友さん大、大、大ハッケ~ん!!
じゃじゃじゃ~ん














何々?単なる赤とんぼじゃん?
チョ、 チョ、 チョ、
単なる赤トンボでない。よ~くご覧あれ。
よく見てもよく見ても赤トンボ?
そういう方修業が足りませんぞ。
単なる赤トンボと決定的違うところがあるでしょう?分りません?
そういうどんくさい方のためにお教えしましょう。
「大きさが全然違うでしょう」
そんなわかるかい<`ヘ´>

失礼しました(^-^)














その肝心な大きさですが、胴体の長さが1円玉にすっぽりと入る大きさ。
日本一小さいトンボ。ハッチョウトンボです。
もう血を吸いすぎた蚊の大きい奴な感じですね。
しかしここでこんな出会いがあったことに感謝感謝です。
見まわしてよくよく見てると数匹が確認されました。この後通過した池の辺りでも確認できました。
サギソウとハッチョウトンボ、良い環境だ。いつまでも見守っていきたいこの環境を大切に。

結局5時間ほどかけての歩きとなりました。





























































帰りはハンミョウ君に道案内をお願いしました。

病み上がりの山友さんは少々きつかったかなと思いますが、初めてのサギソウや昆虫。マムシまで大喜びの感ありで?・・・・・

最後は乾杯の後、京都駅名物大階段の素晴らしいショーをみて感激。
お疲れさまでした。













































































































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