5月20日(土)
今回の北山は果たしてどうなんでしょうか。
わずか数分の乗車時間ですが、今時窓を開けて走るバスって珍しい。
これが良いんですね。この時期新緑の中新鮮な空気が車内を流れる感は気持ち良いものです。
これも今だけの一時期のことなんでしょうが。
貴船と言えばご覧の床が有名です。
川の流れの上に設えた床での食事ですね。
自然の空気と水の流れる音の天然クーラーでの食事はそらもう贅沢な一時を過ごせそうです。
(私は未体験ですが)
貴船神社に山の安全をお願いして
スタート。
ちなみにバス乗客で山行は私だけでした。
数分歩くと奥宮に。
ここからはまだ舗装路が続きますが、ほとんど車も来ない新緑の中快適に歩き、貴船神社から約20分山道への分岐に到着。
この辺りが危険場所でしょうか。
こんな感じでずり落ちそうな場所が数か所ありました。
ミソサザイでしょうか。
なんせ暗いとこが好きなこの鳥は見つけるだけでもた~いへん。
スタートから1時間40分ほどで滝谷峠着。
帰りはここまで戻ってきて、二ノ瀬駅に下山です。
ここから直谷に向かうのですが、途中で明らかに道を間違い、私はいったい今どこにいるの?状態。
道がない?
戻ろうか?どうしよう?
地図と磁石で北に向かって行けば間違いないだろうと結論。しばらくダラダラと下りながら進むと、左下方に1m幅位の道発見。そこに降り立ったけど?右❓左どっち行く?
さらに下方に谷川発見。
谷川まで降りたら道は分岐に。
ここからどっち?
ウロウロ探すと、ありがたい手書きの文字が・・・・
帰ってから検証しました。滝谷峠からアズキ坂方面15分ですが、途中で間違えて
地図上アズキ坂の「ア」の字あたりに出た模様です。帰りは細ヶ谷経由から滝谷峠を目指して間違いを検証しました。
結論。はっきり言って初めての人は100%間違えます。途中で気が付いて戻っても
まず分かりません。今回反対から来たことで、「エエ!! こんなところで?そら分らんわ」
写真では増々わかりにくいですが、滝谷峠からの下りです。
峠からは2~3分かと。この場所で左に激下りです。かなり滑りやすくロープもありませんが下の谷に下ります。
まっすぐに歩きやすい道らしきものが続いていますが、私が間違えた道です。
この道は少し行くと谷を渡った辺りから怪しくなってきます。
上の写真の中に横たわった枯れ木がありますが、その枯れ木に左のような赤テープがありました。
実は密かに期待をしてた花があるんです。この辺りに。
もう遅いかな。いや、1輪くらい俺に似たへそ曲がりの奴がいるかも知れんぞ。
と・・・・・・・・・・
じゃじゃじゃ~~~~ん!
じゃなくて・・・・・(笑)
(たまたま間違って挿入)
誰もいません。ここまででも出会った人は2人組2組のみ。ここで昼食とします。
山頂は木々に囲まれ眺望はなし。
最近思うのですが、どこの山に登っても気になるのは、勝手に付けた山頂プレート。
個人やら山岳会などが登頂記念に日付を入れたプレートがあっちこっちに。
ここ魚谷山だけでざっとこんだけ。
後は痕跡として針金が幹に吸い込まれたものが2本ありました。
これだけあると見苦しいですね。記念に付けたい気持ちはわかりますが、一考すべきではないかと思います。
さてさて、帰りは同じ道を戻り、途中北山荘と言う山小屋に寄り道。誰もいませんでしたが今でも使われているようです。
そして間違えた道を検証しながら滝谷峠に戻りました。
ここからの道は非常に歩きやすく上り下りもほとんどない。なんでこんな尾根道にクリンソウ?などと思いながら・・・・・・・・・・・
植林の中の歩きやすい道なれど、非常につまらない。何の変化もなく1時間。もう二度とこんな道は歩かないぞ!などとブツブツ・・・・・・
今回のコースは全く持って眺望がなし。
この道はつまんないなァなどと思いながら歩いてきたら・・・・
こんな道標が。
「見晴らし良好」
しかし、行けども行けども見晴らし良好は出てこない?
かろうじてこんな一瞬が。
本日一番の見晴らし良好です(笑)
今回は書きましたように眺望は全くないと言ってもいいくらいの山ん中の歩きでしたが、谷筋の道は気持ちよくまた訪ねたい場所でした。
今回はヤマビルには出会いませんでしたが、これからの季節この辺りにも発生するようです。ご用心。
長々とお付き合いありがとうございました。