兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

ベランダのフウセンカズラ

2019年08月10日 | 自然観察

昨年のこと、近くの駐車場のフェンスに絡みつく変わった植物を見た。

ほおずきみたいな袋をたくさんつけてる。

これはいったいなんという植物だ?

こんなん見つけるとですね、私は中を除きたくなるんですよ。

この中はいったい・・・・・・?

皆さんは思いません?

私が変態(>_<)

 

で、その時、覗きたいという思いが抑えきれずのぞき見してしまいました。

中はほとんどが空洞で、小さな緑の種が出てきたのです。

ほおずきのイメージがあったのですが、中身は全く違うものでした。

しかしこの空洞は何を意味してるのか?

そしてこの植物の名前は?

 

帰ってから調べてみました。

「フウセンカズラ」と言うらしい。

特に珍しいわけではなく、普通にあるみたいです。

でも私は初めて出会いました。

その後しばらくしてから見に行くと、茶色になったのも有ります。
熟した?

 やっぱりちょっと失敬して、中をのぞくと・・・・・

あ~ララ!
可愛い種が・・・・・

この種、なかなか面白い顔?してますよ。

 と・・・・・

まあ、
昨年のことでした。
(写真は今年撮影のものを使用してます)

そしてこの春、昨年黙って頂いてしまった種をプランターに蒔いてみました。
するとにょきにょきと元気な芽が出てすくすくと育ち始めます。
ベランダのメダカ鉢の直射日光を避けるのにちょうどいいやとばかりに育ってくれることを願ってましたが……

ツルがどんどん伸び、ベランダの手摺りに張った網にバランスよく誘引して、
・・・・
・・・・・・・・・・・・・
しかしですね、思惑通りにはいきません。グリーンカーテンまで期待してましたが、
超隙間だらけでメダカ鉢の日陰にもなりません。


ところで、このフウセンカズラの花って見たことありますか?
白いそれはそれは小さな花です。花の大きさは5mmくらい。
こんな小さな花で果たして虫はやってくるの?受粉できるの?
それぞれの花たちは受粉をするために涙苦しい?努力をしてますよね。
決して人間に見せれためにきれいな花を咲かせてるのじゃないですよね。
あくまでも虫たちを呼び込もうと各自努力をしてるわけです。
しかし、このフウセンカズラの花を見てると、あまりにも貧弱で、思わず
「あんた大丈夫」?
と、言いたくなります。
我が家のベランダのこのフウセンカズラにも虫はやってくるんだろうか?
ちゃんと受粉しないと楽しみな種ができない!

ベランダのメダカにエサをやってる時のこと、なんか臭い!
あまりいい匂いではない!
まさかこのフウセンカズラが匂ってる?
????
??
クンクンしてみたけどよくわからない。
ネットで調べても特に匂いのことは書いてない。
やっぱり違うのかなァ・・・・・
いや絶対臭いです(>_<)

そんな時
こんなのがやってきました。
 

オオフタオビドロバチでしょうか。




この後何回もこの蜂を目撃。
これで受粉は出来ると確信。
しかし、こんな小さな花でどんだけの蜜があるのでしょうか?
せっせと次から次へ花の蜜を吸ってるようではありますが・・・・・・・

そして最近は多くの実が茶色なり熟したようです。
収穫です。





美味しそうではないですか(笑)



種を出してこんな風に遊ぶんだそうです。




と言うことで、楽しい楽しいフウセンカズラでした。







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