蘇えったレコードプレイヤーで「サウンド オブ ミュージック」を聞きながら書いています。( ^)o(^ )
3月2日(土)
私みたいに雪山経験少ないものでも歩けちゃうという春の雪山へ行ってきました。
あの感動をもう一度ということで、今期も春分の日21日を計画してましたが、ご存知のように今冬は暖冬傾向。
しかもここ数日は桜咲く気温が続いている状況。これは遺憾ということで前倒しで2日に登ってきました。
今回のルートは坊村から登り、イン谷に下山の予定です。
JR堅田より平、坊村直行便バスは山屋さんで超満員。途中平らで5分1くらいの方が下車。ここからだと琵琶湖絶景のルートだし私も春位に歩いてみようかなと思うのでした。
さて、トイレを済ませ準備体操ヨシ!
ここ坊村からのルートは最初急登りが続きます。2年振りですが昨今の台風の被害があちこちに。
倒木を潜ったり跨いだり乗り越えたりは数知れず。
道もだんだんぬかるんできました。そしてまた徐々に待望の雪も現れ始めます。
冬道に入るとほとんど雪の上を歩くことになります。
そしてスタートから2時間弱で御殿山(1097m)
360度の眺望です。
琵琶湖バレイ方面
これから向かう武奈ヶ岳方面
一旦激下り
半分滑り落ちてるようなもの!(^^)!
2年前より雪は少ないけど、やっぱりこの青空と最高の眺めと、この西南稜は最高です。
コヤマノ岳のブナ林が美しい模様を作り出しています。
そしてスタートから2時間45分武奈ヶ岳登頂(1214m)
釣瓶岳から蛇谷ヶ峰方面
残念ながら少々もやっと感があります。
これから下りる北比良峠と琵琶湖方面
今来た方を振り返ると、遠くに琵琶湖バレイ
ここで私、見つけてしまいました。
多分皆さん気が付いていない?
誰も注目してませんから・・・・
溶け出してる様子はないですから気温はそれなりに低いのでしょうか。
ここでアクシデント!
先程よりなんとなくおなかの具合がおかしいと思っていましたが・・・・・・・・
だんだんヤバくなってきました。
こんな頂上で・・・・
隠れるところはまったくなし・・・・・
いやいやいや
どうすべか?
カップ麺を持ってきたがそれどころではなくなった。
こんな時のためのこの薬持ってたんですね。
特効薬「正露丸」
(写真は今撮りました、現地ではそんな余裕なかった)
取りあえず4錠飲んで念のため早めに下山、隠れるところがあるか?コヤマノ岳方面にまたまた滑り落ちるように激下り。
振り返って山頂は?
(まだ余裕あり)笑
この分岐から八雲が原に下っていきます。
しかし木が生えていてもこの雪原では隠れようがないなどと想いながら、旧スキー場ゲレンデをブスブス踏み抜きながら下りるのでした。
八雲が原まで下りてきてしまいました?
なんかおなかの調子良くなったみたい。
さすが正露丸
八雲が原にはテントが4張りほど。そういえば坊村でもテント装備の女性陣がいましたからここに来るのかな?
おなかの調子が良くなったのでここで恐る恐るおにぎり一個食します。
そういえば登ってる途中で忘れ物に気が付いたんですね。
そう、頂上での至福の一杯を持ってくるのを(笑)
今思えば持ってきてもそれどころではなかったんですが。
さて、ここから北比良峠まで緩やかに登りますが、なんか疲れてきました。おなかの具合と雪上歩きは少々堪えてきたようです。
北比良峠は少々雪解けが・・・・・・・
夏にここまで上ってきて昼寝したらどんだけ気持ちいいのだろうと、いつもここに来るたび思います。
ここからはダケ道をイン谷に向かって下りるだけです。
途中カモシカ台までは少々雪がありましたが、その後はほとんど雪はありませんでした。それと嬉しかったのはぐちゃぐちゃズルズルがなかったこと。坊村に下山してたらかなりのズルズルぐちゃぐちゃになってたことでしょう。
あんなところで、ズル~べったんこになったら・・・・・(笑いごとではない)
もうすぐ出番ですね。そのころまた会いに来ます。
今日は少々疲れてしまいました。やっぱり雪道は脚にきます。
それでもやっぱりあの白の世界は魅力です。
サァこれからは春山、自然の中に身を置くことは素晴らしいこと、今ここに生きてる自分がいることに感謝です。