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今日は名古屋港ガーデンふ頭ににっぽん丸が入港する情報を頂き仕事の帰りにちょっとだけ寄り道。
◆名古屋港ガーデン埠頭に着岸
にっぽん丸は先日、鳥羽港で見たばかり。
◆1/2の鳥羽港停泊
今回は11/17に名古屋港から坂出港のこんぴらさんクルーズに出掛けた便が戻ってきたもの。
16:00入港でなんとか明るいうち16:40前後に現着、乗客の下船も済んでいたので、写真は取り放題でした。
◆客室部は何層あるんだろ
◆遠くに映る名港中央大橋の下くぐって入港
◆16時40分 夕陽に照らされて
1/12 2002年9月3日就航以来、約20年に渡って瀬戸内を走り続けた名門大洋フェリー「きょうとII」、2,022年1月13日の大阪南港発を以って退役となります。(記事書いている時点では、退役しています)
そんな「きょうとII」の乗船機会が生まれ、帰省時の戻りで利用しました。
奇しくも1/12の新門司発最終運航日に乗船することに。
この船は過去に何度か利用していましたが、直近では2019年8月以来となります。
◆出港準備真っ最中のきょうとII
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出港時間は17:00。定刻に徒歩客タラップが外され、いよいよ出港の時です。
新門司港ターミナルでは、お手製プラカードを振って、ペンライトを持ってのこれまで見たことのない職員や関係者の盛大なお見送りがありました。
◆盛大なお見送りを受け出港
「きょうとII」の方もそれに応えるべく、船首が港出口方面に向いた時に、長い汽笛で応えていました。
そうこうしていると西の空、雲の隙間から夕陽が射し、第2便として待機していた「きょうと」と共に新門司港発最後の航海を見送っているようで感動しました。
◆偶然にも雲の合間から夕陽が・・・
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部屋に戻りスーパーで買った食料で夕食をとり少し船内を徘徊します。
今夜のお部屋は1等洋室(2名)で、追加料金なしの貸切となります。
お部屋は船首にあり、どこに行くのも結構歩かされます。
◆1等211号室 たった1室ある独特の間取り
おまけに通路もすれ違い不可能な箇所も数多く、往路に乗った「きょうと」と比較するのもなんですが、調度品、デザインの色合いも含め昭和の船の雰囲気があります。(平成に入ってからの船なのですが)
まあこれでも十分贅沢、今の船が贅沢すぎるんでしょう。
◆ちょっと年季が入っているパブリックスペース
設備的には、小さな展望大浴場、シャワールーム、展望ストリート、売店、コインロッカー、エントランスから続くレストラン、テレビラウンジ、ゲームコーナーなど一通り揃って、唯一キッズルームがないだけで新船と遜色ありません。特に大きなしっかりした紺&木目調のソファーなんかはいいですね。
◆ゲームコーナーと自動販売機
その後、大浴場に向かいます。
決して広くはない、脱衣場、浴槽、洗い場ですが、設備は更新され過不足有りません。
◆浴場の画像はナシ
大浴場でさっぱりしたところで、この船翌日の入港が5:30、4:40に起床ラッパが鳴り下船準備に入ることから早め目の21:30にはベッドに入り就寝。朝までぐっすり眠れました。
と言う訳で、新門司港発「きょうとII」の乗船記でした。
◆御船印は記念御船印もあり
この「きょうとII」は翌日13日の大阪南港→新門司港がラストラン、13日の新門司港発はドッグ明けの「おおさかII」に代わります。
◆過日のおおさかII(新門司港停泊)
ちなみに、僚船の「ふくおかII」も3月には引退、「きょうと」と同じサイズの「ふくおか」にバトンタッチが予定されています。
1/7 九州への帰省時に名門大洋フェリーの新造船「きょうと」に乗船しました。
この船は2021年12月に就航した船で、これまでの「きょうとII」の代替船となります。
と言う訳で、大阪南港→新門司港を乗船しましたので紹介します。
この「きょうと」は、阪九フェリー4隻と同クラスの15,000t級となり、名門大洋フェリー史上最大の船となります。
「きょうと」の最大の特徴は、コロナ対策ソーシャルディスタンスの関係で、大部屋いわゆる雑魚寝が廃止された事です。
それでも船が大型されたため、船内はゆったりしています。
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船内の構成は以下の様になっています。
6FLは普通自動車駐車エリアと同一フロアのフロントを繋ぐプロムナード、キッズルーム、レストラン、TVラウンジ、自販機コーナー、コインロッカーなど。
7FLは展望ラウンジ、TVラウンジ、展望大浴場、客室
8FLは上等級客室
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お楽しみの食事は、夕朝共に伝統のバイキング。
通常1,500円のところ「きょうと」就航記念で1,000円となっています。
(朝バイキング込みで1,500円)
この日の私の寝床は一人用個室のファーストS。
これまでの船と広さ、設備共に代わり映えはしませんが新しいだけに綺麗ですね。
就寝時間まで、夕食バイキング~浴場~船内徘徊と楽しみました。
翌朝は、船内徘徊~朝食バイキング~入浴~徘徊と下船時間まで時間を有効活用。
そうそう御船印ももちろん購入です。
そうしていると前方に阪九フェリーやまとが見え、8:30に新門司港入港です。
この日は、ツアー団体、学生の部活遠征などで非常に込み合っていました。
今日(11/2)は自宅~鳥羽港~伊良湖港~篠島港~日間賀島港~河和港~名古屋~自宅と伊勢湾を半時計小回り。
前日に客船にっぽん丸が鳥羽港に9:00入港との情報を確認し、近鉄蟹江駅から桑名駅7:27の近鉄特急で鳥羽駅に向かいました。
◆鳥羽港へ向かう途中でパチリ
にっぽん丸の接岸はミキモト真珠島桟橋となっていたのですが、沖合に停泊。
まずは1枚撮ってよく分からないまま9:30発伊良湖岬行伊勢湾フェリーに乗船し、渥美半島を目指します。
◆伊良湖岬からの折返し伊勢丸に乗船
フェリーから少しずつにっぽん丸に近づくと謎が解けました。
◆伊勢丸はにっぽん丸の近くを航行
◆このように浮き桟橋で下船
にっぽん丸はイカリを下ろし浮き桟橋が設置され、そこに観光用のシャトル船が接岸。
ようは、にっぽん丸の乗客を浮き桟橋に降ろしそのシャトル船に乗せ、鳥羽港まで運んでいるよう。
こちらから見ると、緊急避難しているようにしか見えませんでした。
貴重な下船シーンを見ることができて良かったです。
鳥羽港から55分で伊良湖岬に入港。となりに知多丸が停留されていました。
◆係留中の知多丸と
◆豊橋方面連絡の豊鉄バス
伊良湖岬からは周遊きっぷを使い、名鉄海上観光船のはやぶさ2で篠島港へ上陸。
◆島周遊には便利で少しお得
◆はやぶさ2
◆JERA渥美火力発電所
窓口で御船印のみ購入し、10分後のはやぶさ3で日間賀島港へと進みます。
◆はやぶさ3
日間賀島では、90分程の待ち時間。
坂道の多い島内を散策したり漁港を見たりして過ごし、アジフライ1枚だけの昼食を取りました。
旅に出ると、散策/撮影>>>>>ご飯なのでいつもこんな感じなのは仕方ない。
◆日間賀島はタコが有名
◆大漁旗を掲げる漁船
◆お昼ごはん
日間賀島での滞在を終え、はやぶさに乗船し最終河和港へ向かいます。
◆はやぶさ
◆最終航路で河和港へ
河和港から名鉄電車河和駅への連絡バスに乗車、河和駅から名鉄電車に乗車し名古屋まで戻って終了です。
◆河和港~河和駅連絡バス
◆名鉄電車で名古屋まで
本日は3枚の御船印を集めることができました。
7/30,31
東京九州フェリー はまゆうに乗船してきました。
東京九州フェリーの新門司港ターミナルは、阪九フェリー第1ターミナルから2km強にある津村島の南になります。
そのターミナルからは、このような景色が見えるので位置関係はお分かりいただけるかと。
船旅は新門司港23:55→横須賀港20:45の20時間50分に及びます。
お部屋はMAX4人の部屋買いとなるステート、4m未満クルマ+大人2名でトータル79,000円となります。
船内は、基本同じSHKグループの阪九フェリーと同じような吹き抜け、部屋間取り、浴槽&露天風呂、レストラン、フォワードサロンとなっています。
長時間に対応するシアタールーム、フィットネスジム(コロナで閉鎖)なども特徴的です。ここら辺りは、新日本海フェリーに近いようですね。
翌日朝、10時10分前後に新門司港行きの僚船(それいゆ)との離合があります。
双方、50km/hくらいの速度なので相対速度は100km/h以上、あっと言う間の出来事です。
またこの船の一番の目玉は、なんと言っても洋上バーベキューができる事ではないでしょうか。
乗船翌日の昼間にオープンデッキで風を感じながらのバーベキューは、何とも言えない至福のランチとなります。
値段もお手頃、まあこの船の食事は全体的にお安く設定されているのではと感じます。
その食事は、出港が遅いこともあって
1)レイトナイトスナック
2)モーニング
3)ランチ
4)ディナー
と続き、昼間にその予約制のバーベキューが入ります。
私達は、昼間のバーベキューと夕方のデイナーだけを楽しみました。
航路は新門司港~豊後水道~太平洋~浦賀水道~横須賀港となることから、波による揺れが心配されましたが、全くなく瀬戸内航路と同じような静けさでした。
運行初日は、ものすごい揺れで体調を壊した方が多くいたと言う情報もありましたね。
私達は運が良かったのでしょうね。
約21時間の乗船は、以前に乗船した太平洋フェリー(名古屋~仙台)よりも長くどうなるかと心配もしましたが、あっという間、横須賀港が見えてくるとなんとなく寂しい気持ちになりました。
たぶんもう乗船することはないと思います。
たくさんの写真も撮りました。
知り合った方も何名かいました。
たくさんのグッズも調達しました。
こんな快適な東京九州フェリー
機会がありましたらぜひ一度乗船してみてはどうでしょうか。
最後に、新門司港で入港前に見かけた方々
船の入港~出港までの3時間弱、実際には乗船開始時間までの2時間で船内の清掃などを行う臨時作業員の方を見ることが出来ました。
たった3時間の折返し運航には、こういった影で働く方々があってこそ。
いろいろなたくさんの方々が携わっていることを改めて認識させられました。
こちらは8/9に新門司港に係留されていた僚船それいゆです。