この春から新たに就航した
阪九フェリー「せっつ」です。
阪九フェリーとしては、
2015年のいずみ・ひびきの2隻就航から5年後の新造船となり、せっつの後に就航した同型の
(新)やまとと共に、原則新門司~神戸に配船されています。(新門司~泉大津はいずみ・ひびき)
今回は諸事情により配船変更があり、せっつが泉大津航路になった関係で、新門司→泉大津を乗船したものです。
新門司港の出港は17:30。実家を90分位前に出、先ずは新門司港停泊の船を見てからターミナルへと向かいます。
ターミナル着いて、先ずはコロナ関係の体温測定と消毒、発券と少し慌ただしかったですね。
(ちょっと実家を出るのが遅かったかなと、それでも乗船時間には悠々と間に合いました)
この船はGoToキャンペーン対象となっており、必要な提出書類を頂き、自宅に戻って郵送(8月だったから)とのことでした。
この日は8/13、少し早いとは言え例年なら上り帰省ラッシュの始まる日でもあります。
ところが今年はコロナ禍の移動自粛が効いているのか、いわゆるクルマは目勘定で40台ほど、乗客もパラパラと言った感じ。
運行会社としても精いっぱいの対策を取って安心安全をアピールしているのですが、いかんせん自粛ムードが祟って寂しい結果になっていました。
さて、新造船のエントランス、インフォメーションに入ります。
この辺りは阪九フェリーが色濃く出ている部分で、大きな円形吹き抜けにシースルーエレベーター、らせん階段と配置されており、旅のムードを高めてくれます。
この日のお部屋は、7階の759号室一人用個室デラックスシングルです。
ドアに大きく部屋番号が表示されているのがいいですね。室内の構成は細かな部分に少し差異はありますが、前船いずみ・せっつとほぼ同じ構成となっています。
17:30 前後に停泊する船を見ながら出港です。
この後、例によって船内各所を見て回るのですが、コロナの関係でパブリックスペースの一部が閉鎖されていたりしていました。
構成は、前船いずみ・せっつを踏破しつつ、進化したところ、退化したところを見ることに。
◆先ずは進化したところ
1)7階展望浴場前に広いパブリックスペース
2)その浴場内洗い場の隣との仕切りが床面まである
3)部屋番号が大きく分かりやすい
◆次に退化したところ
1)全体的にパブリックスペースの簡素化
2)後方オープンデッキの7FLから6FLに降りれない
3)WiFiが弱すぎる
4)レストラン前のプロムナードがテーブル席→長椅子のみに変更
大きく感じたのは、これ位だったでしょうか。
浴場もシャワールーム併設の露天風呂あり、レストランもアラカルト方式踏破とここらあたりはこれまでと変わらないようでした。
(船内の様子は、画像を並べておきます)
そのレストラン、今回はGoToで割安になったので少し奮発してしまいました。
(今回はいつものホルモン焼きだけで済まず、ブリ刺身を追加2800円也と。)アラカルト方式はバイキング方式に比べ、支払額が増えるのが少々気になりますが、温かいものを温かいうちにと言う拘りがあってか、それに応えるべくいつも美味しくいただいています。
食事も済ませ、部屋に戻りテレビ見ながらウトウト、いつの間にやら寝落ち、気が付けばすでに明石海峡大橋を抜け、大阪方面の朝焼けの時間となっていました。
定刻6:00に泉大津港に無事着岸。クルマの停めた位置が良く(まあたった40台ほどなんで)すぐにターミナルへと降り、堺泉北道路E90へ走り、E42~E25~E23を経由し自宅最寄りの蟹江ICに8:00少し過ぎに到着。
帰省が無事に終わりました。