門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
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奈良交通 八木新宮線に沿って(1)

2017年02月27日 | バス
八木駅(奈良県、近鉄電車の駅名は「大和八木」)と新宮駅(和歌山県)間約167kmを結ぶ日本最長路線の一般道経由路線バス八木新宮線。奈良交通が一日3往復を運行しています。

この路線に就く車両は平成4年から使われていたこの路線に合わせた車長、ホイールベースの短い観光タイプの車両でした。
一昨年(2015年)11月、その車両群の代替に際し現代的なローカルタイプのノンステップバス車両が導入されました。
その後この新しい車両はその数を増やしていき、この度残った古い車用もすべて新しい車両に置き換わるということになり、2/20から奈良交通様の計らいにより古い車両の担当ダイヤを公開したうえで、ラストランが行われています。
(なお、この記事を書いている時点においては、古い車両での運行は終了しています。)



前置きが長くなりましたが、今回(2/26)八木駅発のラストランを八木駅から新宮駅までクルマで追いかけてきたので紹介します。ただ長くなりますので2回に分けます。

【八木駅】
11:45出発の30分以上も前にバス待機場に到着です。288号車に続き290号車もやって来ます。



これから出発までの時間は、そこら辺りにたむろしているざっと見て50人位の同業者による撮影会の始まり。
と同時にラストランのサボ取付けと、方向幕のコマ回しの開始。
これで増々テンションアップです。





道ゆく人、イオンへ行くバスを待ってる方などの表情は「???」と言う感じ。一部の方は「なんなんですか?」と聞いてきます(丁重に説明しますが・・・)。

定刻11:45、平成4年から走っている車両に、途中休憩の入る五条バスセンター(五条市)や上野地(十津川村)まで乗車する同業者、新宮駅まで行く同業者、ホテル昴(十津川温泉)に向かうグループなどを乗せ、新宮行最終便288号車の出発です。
意外と乗り手が少ないのは、翌日が月曜日であるのと、新宮まで行くと当日中に大阪、京都、名古屋に帰れないという事もあるからでしょう。



【寺田橋】
八木駅市営駐車場を12:00に出発し、クルマで追いかけます。
ちょっと遅くなりましたので、バス路線をトレースせず先回りで寺田橋バス停で待機。
バス停横のコンビニ駐車場に断りを入れ停めさせてもらいます。
288号車は定刻12:24から10分少々遅れてやってきます。





【東佐味】
御所市と五条市の境の峠あたりで待ちます。
少し待ってやって来たのは回送幕の290号車、五条バスセンターからの乗客に備えて先に回送ということでしょうか。続いて所定の288号車が坂を上ってきます。





【五条駅】
定刻なら新宮駅発八木駅行も見ることができるはずなのでここで待機です。
八木駅行は13:01、新宮行288号車は少し遅れの13:10過ぎにやってきます。



やはり五条バスセンターで下車した方がいるのか乗客が若干減ってるように見えます。
狭い構内で誘導員の笛によりターンします。





【天辻】
狭い道路の先に離合するための比較的広い広場があったので、そこで待ちます。
288号車は13:57に坂道を上って来ました。
ここでは、マイカーとのショットを収めてみました。





【小代下トンネル】
トンネルを出たところ(14:10)で、新宮駅を9:59に出発した八木駅行と出会います。
あちらはもちろん新しい車両です。



【十津川村入り】
(14:20頃)288号車はやって来ます。バスは一生懸命に上って来ます。
上野地休憩まであとチョット。新宮までまだ92kmもあるとか。







【上野地】
谷瀬の吊橋に近い上野地で2回目、約20分の休憩です。







バス乗客のほとんどは吊橋へ出かけるのですが、ここまでバスに乗って来た若者は、クルマで追っかけやってる私たちと一緒にバスの前から離れません。どうも観光ではないようです。

これから出発までの間、バシバシ写真を撮ったり、談義に花を咲かせたりしてあっと言う間の20分を過ごします。

(つづく)

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