
【11/14】
静岡市中心部から直線距離でも80kmはあろうかという葵区の山奥、南アルプス登山への玄関口の一つでもある畑薙第一ダム。


その先数分、県道60号線南アルプス公園線の起点である沼平ゲートへやってきました(11:10)。
一般車両はここまで。
この先は特殊東海フォレスト、中部電力、JR東海リニア関連などの工事車両やパトロールカーのみ通行可となり、一般の我々は徒歩で目的地に向かうことになります。


目的地は畑薙大吊橋。
数年前にアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが渡ったり、トランスジャパンアルプスレース(TJAR)などで映った大井川に架かる吊橋です。
この沼平ゲートから2.6kmほどなので大したことはありません。



(11:51)ゲートからゆっくり歩いて40分、畑薙大吊橋に到着です。
道中もそうでしたが、紅葉の方もかなり進んでおり、抜けるような青空と緑、黄、赤のコントラストが絶妙でした。


さっそく橋を渡ります。
長さ180m、水面から高さ30m。
床がアルミ板でしっかりしてはいるのですが、幅が狭く途中ですれ違いが出来ないくらいなので注意が必要です。
数分で対岸に到着。
この先は険しい南アルプスの山々へと続くのですが、我々は登山者ではないので引き返しです。


林道側に戻り、少し腹ごしらえをしてゲートへと戻っていきます。
この時間になると、観光客も増え、橋を渡るのに時間待ちが発生しています。
ゲートへの下り坂ものんびり歩きながら、景色を見ながら50分ほどで戻ってきました(13:10)。
しかし、奥深いですね。
自宅から伊勢湾岸道・新東名高速で島田金谷ICまで2時間、島田金谷ICからこのゲートまで山坂道を2時間30分。
帰路は「違う道を」と、昨年静岡駅から路線バスでこの地にやってきたルートを新東名高速新静岡ICまでトレースすることに。


自分でハンドルを握ると物凄い山坂道でビックリ、往路の島田金谷ICルートよりも過酷な2時間強でした。
と言う訳で、静岡市葵区の山奥「畑薙大吊橋」を紹介しました。