東海ライナー廃止

2010年4月1日、当時はまだ試行錯誤を繰り返しながら路線の新設、休止を繰り返していた日本中央バス（通称：NCB）が、群馬県各都市（前橋、高崎、藤岡）と静岡/浜松/名古屋を結ぶ路線バス東海ライナーを開設しました。

名古屋港で休む車両（M-1138）　ヒュンダイユニバース

個人的には、開設当初から疑問符のついた路線であった為何度も話題にし、名古屋～浜松を乗車したり、群馬県側のバスターミナルを見学したりもしました。

その東海ライナーが2月21日から路線廃止になります。

正直な感想は、よくぞここまで頑張ったの一言に尽きるでしょう。
名古屋駅や東名高速PAで見かけるその姿は常に乗客0～3名、静岡以北でどれ位乗車していたのかは確認できていませんが、乗務員やその他の情報ではやはり1桁の前半ないしはゼロと言うことが多かったようです。

そんな路線を3年近く維持していた事は企業としての評価はどうあれ、マニア的には評価してもいいのでは？

利用率の低さに車両の寿命/代替、ドライバーの負担軽減等を加味した結果の廃止でしょうね。残念です。

今後浜松/静岡～群馬との直接移動のバスはなくなりますが、名古屋に限っては、同じ日本中央バス夜行便シルクライナーが運行を続けていますのでそちらの利用となります。

日本中央と言えばこの車体側面表記