早くも最終目8/13の様子です。
最終日は、JR最南端の西大山駅へ向かい、知覧を見て回り、鹿児島空港から一気に中部国際空港へ戻る行程です。
今朝の当初予定は鹿児島中央駅6:21発山川行で出発予定でしたが、喜入駅で入場券を買う目的で1本早い5:59発喜入行の列車でスタートです。
◆鹿児島中央5:59→喜入駅行
列車はDC200だったかロングシートと転換クロスシートが半々の送り込み4両編成。
当然ラッシュと反対方向、お盆ということでガラガラで出発です。
◆朝日を浴びる喜入駅舎
喜入駅、山川駅で乗り換え、JR最南端の西大山駅に7:48に到着です。
◆列車と開聞岳
◆ひまわり畑
この駅、以前訪ねた時は日本最南端の駅だったのですが、沖縄にモノレール駅ができ「日本最南端」の冠はそちらに持って行かれたために、「JR最南端」となったものです。
それでもクルマで訪れる方も多く、駅から見渡せる開聞岳の雄大な姿もあって未だ「〇〇最南端」の地位は揺らいでいないようです。
駅に到着してしばしして、クルマでやってきた女子2人組。
聞けば名古屋と勝山(福井県)から鹿児島の旅に。レンタカーで西大山駅にやってきたようでした。
写真を撮ったり、お話をしたり、滞在時間40分が短く感じる楽しい時間でした。
◆名古屋方面からやって来た女子
◆とりあえず駅ノートに足跡だけ
◆開聞岳の雲はなかなかとれない
8:31女子よりも一足先に次の目的地知覧地区に向け出発です。
列車で指宿駅まで進み、指宿からは鹿児島交通バスにて知覧特攻観音へ向かいます。
◆指宿駅前
◆バス車内から
風光明媚な海沿いの国道を30分ほど走り、その後狭い山道を上っていくこと約1時間、開けた知覧平和公園前の特攻観音入口に到着です。
◆特攻観音入口に到着
まずは特攻会館内の各資料で特攻隊について少しお勉強、その後特攻平和観音、護国神社、三角兵舎、ゼロ戦・練習機を見て回ります。
◆やっと来ました特攻会館
その特攻会館では西大山駅で出会った女子と再会、少しだけお話することに。
一度は来たかった知覧平和公園、やはり考えさせられることが多く、すべてくまなく見て回ろうとすると、とても時間が足りませんでした。
特攻隊の気持ちになって考えてみようと思いましたが、とても特攻隊の気持ちになることなどできません。ものを言わせない若い命の死、残された家族、お国のためとはいえ不条理としか思えません。
◆特攻平和観音
◆知覧護国神社
◆三角兵舎 外観
◆三角兵舎 出撃する前に隊員が過ごす兵舎
◆一式戦闘機「隼」
◆練習機「T-3」
そんな特攻平和公園を後に、バスで武家屋敷へ向かいます。
こちらは薩摩の小京都と言われ江戸時代の武家屋敷群が残り、重要伝統的建造物群保存地区に指定され保存されています。
その中の7邸の武家屋敷庭園が公開されており、拝観料500円で7邸すべて見ることができます。
◆武家屋敷案内
◆石垣が残る武家屋敷通り
◆500円で7邸のお庭が見られる
◆暑さに負けひといき
◆特攻隊員のよりどころであった冨屋食堂
これで観光も終り、武家屋敷入口から鹿児島中央駅までバスで戻ります。
あとは鹿児島空港から飛行機で戻るだけ。リムジンバスで早めに鹿児島空港に行って20:00のスカイマーク638便を待ちます。
◆鹿児島空港の金シャチ
この旅、ここまでツキの連続で進んできましたが、搭乗予定のSKY638便は、雷雨の影響もあってか到着が30分ほど遅れ、その影響で25分の遅れとなって20:25にタキシングを開始。中部国際空港に向け鹿児島を飛び立ちました。
その後も中部国際空港着陸順番待ちで10分ロス、貨物地区沖止めでバスによるお迎えなど、ちょっとしたロスがあって自宅に帰り着いたのは23時20分でした。
長い遠足が終わりました。
鉄道、バス、フェリー、航空機と今回も陸海空を制覇しました。
久々に会う友人との時間、一期一会の出会いなど、ひとり旅の醍醐味も十分に味わうことができました。
たった3日間の旅でしたが、まだまだ紹介したいことがたくさんあります。
時期を見て、落ち着いたらまた紹介したいと考えています。
(一応 完です)
西大山駅でのあの風景、知覧への道中に見た東シナ海や池田湖、そして特攻会館での衝撃。忘れられません。
またいつか必ず訪れたいと思います。素敵なひと時をありがとうございました😊
鹿児島の旅、十分楽しめたようですね。
西大山駅も素晴らしい風景でしたね。一人旅に花を添えていただきありがとうございました。
お友達にもよろしくお伝えください。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしておきます。
(メール「送信画面」で連絡頂ければ、画像お送りしますよ)