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ジブリの新作ニュース
ジブリ新作「コクリコ坂から」来夏公開 監督は宮崎吾朗さん
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宮崎駿さんが描いた「コクリコ坂から」ポスター画 (C)2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが15日、東京・東宝本社で会見し、来年夏に新作アニメーション映画「コクリコ坂から」を公開すると発表した。企画は宮崎駿さん、監督は「ゲド戦記」以来5年ぶり2作目となる宮崎吾朗さんが務める。
原作は高橋千鶴さんと佐山哲郎さんの少女漫画で、下宿人の面倒を見ながら大所帯で生活する女子高生の小松崎海、新聞部で学園自治に奔走する風間俊、生徒会長の水沼史郎の3人を軸にした学園ドラマだ。
駿さんは1980年、同作が雑誌「なかよし」で連載されていた当時に映画化を模索したことがあるという。この時は「学園紛争が風化しつつもまだ記憶に残っていて時代遅れの感が強い」と断念したが、「学園紛争がノスタルジーになった今ならできる」と再度、企画書を書き上げた。
80年代の架空の場所を舞台としていた原作と違い、映画版では東京オリンピックの前年である1963年の横浜に設定した。鈴木プロデューサーはその理由を「高度経済成長、バブルを経て、現在の閉塞感がある。その起源となった時代を切り取ることで見えてくるものがあるのではないか」と説明した。吾朗さんを抜擢した経緯については「彼は『ゲド戦記』を監督後、別の作品を映画化しようと試みていたが、実現に至らなかった。しかしこの期間にかなり腕を上げていて、監督を打診すると『やってみたい』と即決してくれた」と語った。吾朗さんが監督することについて駿さんは「監督は2作目で真価を問われる」と話しているという。
ポスター画は駿さんが描き、キャッチコピーは鈴木プロデューサーのアイデアで坂本九さんのヒット曲名でもある「上を向いて歩こう。」となった。「前向きに生きようと言われるのはしんどい時代。だからといって後ろ向きになりたくない。ならばせめて上を向こうじゃないかという思いを込めました」。
脚本は駿さんと丹羽圭子さん、キャラクターデザインは「崖の上のポニョ」で作画監督を務めた近藤勝也さん、主題歌は「ゲド戦記」に続き手嶌葵さん、音楽は武部聡志さんがそれぞれ手がける。
(2010年12月16日 読売新聞)
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私の住む町にはジブリ美術館があります。
この写真はジブリへいくバス
駅には宮崎監督が描いたキャラクターがお出迎え