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堺雅人さん

2013-08-18 12:35:42 | その他
堺雅人『半沢』好演生んだ“波乱の倍返し半生”
女性自身 8月18日(日)0時0分配信

 主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が今季視聴率トップの堺雅人(39)。プライベートでも今年4月に菅野美穂(35)と電撃婚し、現在は都内の高級住宅地にある家賃約60万円のマンションで一緒に暮らしている。絶好調に思える堺だが、私生活では波乱の人生を歩んできた。そんな彼の“倍返し半生”とは――。

 堺は幼少期を宮崎市内で過ごした。3人兄弟の長男で、両親は漁に使う網や介護用品を扱う自営業だったという。小学校は地元の公立。同級生によると「あんまり目立たず、読書が大好きで図書館によくいるタイプ。勉強がすごくできたから、僕らの小学校からは2人しか入学できなかった国立の中学校に行った」という。中学時代の同級生はこう証言する。

「部活は吹奏楽で担当はホルンでした。中2のときは学級委員もやっていました。おっとりしているんだけど、芯は通っていましたね。ひとつのことにひたすら没頭するなぁという印象があって、自由研究でクモを研究していたのですが、ここまで凝るのかってくらい調べ上げていました」

 地元の名門公立高校へ進学した堺。それまで控えめな印象だった彼が一変したのが、入学直後の勉強合宿での“裸のハプニング”だった。

「みんなが集まった席で先生が『風呂場にシャンプーを忘れていったのは誰ですか。出てきなさい!』と言ったんです。すると堺くんが臆せず堂々と『このエッセンシャルシャンプーを風呂場に忘れたのは私、堺雅人です!』と。商品名までつけて潔く話す姿がみんなのツボにハマって。その後1カ月ぐらいは女子からモテモテで、ある男子なんか購買部でペンを買ってきて堺くんに使わせて、それを女子に売ってました。120円のペンが300円で売れたらしい(笑)」(高校の同級生)

 堺は高校で演劇部に入部する。そのときの演劇部での先輩は1人だけ。堺が入ると部員は15~20人に膨れあがった。そして堺は、つかこうへいの『飛龍伝』を演じるなど演劇の世界に没頭していった。もともと「国立大を出て官僚になるのが希望だった」堺が進学したのは、演劇活動が盛んな早稲田大学第一文学部だった。「劇団オレンジ」に入り、授業よりも稽古に没頭する日々が続いた。

《予想どおり中退したのは、3年生の春です。家族には一切相談せずに。実家に帰ったとき、「大学に退学届を提出しました。すみません」と一方的に事後報告しただけ。それはもう非難ごうごうでしたよ。(略)その後7、8年間、絶縁状態が続きました》(「婦人公論」’05年7月7日号)

 実家からの援助を断たれた堺は、バイトをしながら芝居に打ち込む極貧生活を送った。

「仕送りがなくなった彼の脳裏には、母親の『野菜は食べないと』という言葉だけが呪文のように残っていて、道端のたんぽぽにポン酢をつけて食べたこともあったそうです。アルバイトは通信販売の受注や運送業者、ドーナツ店などをやっていたとか」(演劇関係者)

 俳優の仕事だけで生活できるようになったのは、’00年、26歳でNHK朝の連続ドラマ『オードリー』に出演してから。この『オードリー』を観た両親が連絡を取ってきて、ようやく勘当も解けた。その後、堺は長年の親子の空白を埋めるべく、両親を東京に呼び寄せ、積年の思いを“倍返し”にしたのだった。

 堺は下積み時代に世話になった人のことは忘れないという。高校時代の恩師で歌人・伊藤一彦氏は、つい最近、堺に会ったそうだ。堺の知人は次のように話す。

「菅野さんとの結婚に際して、堺さんは先生に菅野さんをきちんと紹介したそうです。3人きりで会ってね。先生も『彼女の目がほんとにキレイだったよ!』と、嬉しそうに周囲に話していたようです」

 人生の酸いも甘いも「倍返し」できる男、それが堺雅人なのだ。

(週刊FLASH 8月20日・27日号)