新型コロナウイルスの影響で開業を延期していた横浜駅西口直結の高層ビル「JR横浜タワー」が6月24日、開業した。商業施設や映画館、オフィスなどが入る複合施設で、横浜駅周辺を活性化させる新たなスポットとして期待されている。
地上26階、地下3階で、オフィスなどが入る高層階と、集客の役割を担う低層階で構成されている。
6月24日は、JR横浜タワーの地上26階の中、地上1階から10階にルミネが運営する「NEWoMan(ニュウマン)」もオープン。女性向けのファッションや美容、食品などを中心に115店舗が入り、神奈川に焦点を当てた食や雑貨を取り扱う売り場がある。複合映画館「T・ジョイ横浜」やシェアオフィスなども同日から営業を開始した。
食料品が中心の「CIAL横浜」(地下1階~地下3階)は、6月18日から営業を開始していた。地下3階のハマチカは7月1日にオープンした。→JR横浜タワー各階のガイド
外出自粛要請で、横浜駅周辺には3月から出かけてなく、このほど、別件で用があったので、出かけてみた。
UP写真を撮り忘れたが、上記写真に見えるビル前の白い通路用屋根も完成していた。→工事中写真
このJR横浜タワーからは、各鉄道路線(JR東海道本線、JR京浜東北線、JR横須賀線、横浜地下鉄、相鉄線、京浜急行)や周辺施設(中央通路を経由して横浜駅東口のそごうなど)、地下街、広場などへ歩行空間で繋がっているのが特徴です。あらゆる周辺施設へのアクセスを良くすることで、横浜駅周辺を盛り上げるのと同時に、横浜駅の混雑を緩和する効果が期待されています。
駅西口前バス停の地下部の西口地下街(ジョイナス)からJR横浜タワーの地下1階を通り、または、地上部からJR横浜タワーの地上1階を通り、JR横浜駅中央通路に容易にアクセスでき、便利になっている。(従来は西口地下街から地上に一旦上がり、また地下に下り、横浜駅中央口にアクセスしていた。この、いわゆる「馬の背」が解消された→こちらの解説)
西口地下街(ジョイナス)から横浜駅中央通路へ抜ける(地上に上がることなく)新装された通路:
地上1Fの西口から中央通路(地下1階)に抜ける新装された通路(広くなっている)、及び、アトリウム地上1階
また1階から4階に設けられるアトリウム(Atrium、内部公開空地)もJR横浜タワーの見どころの1つだと言える。吹き抜けのアトリウムができたことにより、西口が広くなり、開放的に感じられる。2階以上のアトリウム空間では、音楽ライブやトークショーなどのイベントの開催も可能、と。イベントの様子は壁面に設置された大型ビジョンで確認できるため、混雑時でもステージの様子を十分に観ることができるそうだ。
また、JR横浜駅のホームの様子もガラス越しに見ることができる:
駅ホーム反対側の、ガラス窓越しに見る西口駅前の風景:
CIAL横浜の地下1F~3Fでは、食事を楽しむことができそうだ。
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