私の病気は左卵管ガン直腸浸潤!

ガン告知からストマ(人工肛門)閉鎖まで。あれから一年半。振り返ってみればいろいろあった…

膀胱の話

2016-12-20 15:52:46 | 闘病記
私の卵管から降り注いだがん細胞は、直腸に穴を開けただけでは飽き足らず、自由気ままにあちこちに降り積もった。
結果、膀胱の周りにもべったりくっつていたそうだ。

がん細胞には2種類あって、電気メスでさらりと切れるタイプと、ねっとりして切れないタイプ。
私のは後者。
だから引っぺがしていくしかないらしい。
そのせいで私の膀胱の周りにある神経のおよそ4分の3が、がん細胞とともに引っぺがされた!(T_T)
リンパ液は毎日2リットル近く出るし、排尿はおかしくなるし…

尿管をとる時に医師が「もしかしたら尿意が感じられないかもしれない」て言われた!
幸い尿意はあったけど、膀胱内の尿を自分で全部出し切れないんだ(T_T)
尿管をとった日から、計量カップで尿を量る日々が始まった。
1日5回、自分で出せた量と、看護師さんに導尿(管で膀胱に残っている尿を出す)で出してもらった量を比べる。
導尿でとれる尿が50mlを切ったら、導尿卒業!
もしダメだったら、退院後は自分で導尿をしなくてはならない!

最初のうちは、自分でほとんど出せず、導尿で大量に出る日々が続いた。
しかしながら!
徐々に自分で出せる尿の量が増えていき、退院の時には晴れて導尿も卒業しました~!(^o^)

現在も、ちょっとトイレに行きたいなと思って行くと、大量に出ることもしばしば。
尿意を感じたら、すぐに行くようにしています。(^_^;)

もし病院に行くのがもっと遅くなり、がんの発見が遅くなっていたら
きっと永久人工肛門+永久人工膀胱になっていたに違いない…

<つづく>

晴れて退院だとさ!

2016-12-20 15:36:45 | 闘病記
麻薬の点滴から二日、軽いめまいはあるものの胃の痛みは和らぎホッとしたのもつかの間…
今度は激しい動悸に襲われ息苦しくなった!!!
即、点滴から張る薬へ変えられた。
鎖骨のあたりに1cm四方の薬を張る。
こんなんでホントに効くの~~~???
でも効いたんです! 
こんなちっこい貼り薬でも、しっかり効いたンです!
医師の話だと、貼り薬は皮膚から吸収され、人によってよく吸収する人とそうでない人といるようだ。
幸い私はよく効いた!(^o^)
そして、ベッドで横になって休むと胃の痛みは和らぐようになり、私は再び回復へと向かっていった!

車椅子に移るだけで胃が痛くなるような状態から、歩いてデイルームにまで行けるようになり、
やがて5階の屋上庭園にまで行けるようになり、さらに1階のコンビニまで行けるようになっていった!
コンビニでの買い物が楽しいこと♪楽しいこと♪

そして主治医から「今週末あたり退院かな」と言われ、びっくり!
そう、あまりにあれやこれや次々と具合が悪くなるので、私が「退院」なんて思いもしなかった。
「私も退院できるんだ!」と喜んだのつかの間
「え!大丈夫か?この状態で?もし具合が悪くなったら…」と言う恐怖心も…

何はともあれ晴れて退院となったとさ!(^_^)v