ある程度の年齢に達すると、周りが見えてくるものだ。
ご高齢のおじいさん、おばあさん!なぜもっとさっさと行動できないのだろうか?そんな風に思ってはいけない。やがてあなたもそうなるのだから。
先日、郵便局へ定形外郵便を出す為に窓口へ行った。普段は、余り待つこともなかったのだが、その時は4人くらい順番待ちで並んでいた。見ると窓口にご高齢のご婦人が口の開いたダンボール箱を前に、係の人とやり取りしておる。送付伝票も書いておらずその場で、老眼鏡を取り出して書こうとしている。やがて書き終わって、お金を支払うと郵便局の係の人が「お届けは、〇月〇日になります」と説明があった。普通なら、「宜しくお願いします」といって窓口を離れるところだが、そのご婦人は「〇月〇日に届きますよね。なるべく早く届けたいんですが、もっと早くなりませんか?〇月〇日に届きますよね!」と2度ほど繰返し、ようやく納得して窓口から離れた。
こんな光景に出くわして、後ろに並んでいるあなたはイライラしますか?
私は、微笑ましい光景だと思って見守りました。なぜか?というと、そのご婦人の背中から一生懸命な姿を感じとったからです。
荷物の中身は、もしかするとお孫さん、いや曾孫さんに送るプレゼントかもしれません。かわいい孫、曾孫に早くとどけたい!そんな気持ちだったと思います。
微笑ましいじゃありませんか!
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