NSPブログ

大阪を中心に演劇活動をしてるNSPです。
メンバーの日常をちょこっとだけのぞいてください。

東京へ行った真の理由とは? “YAMANOTE ROMEO and JULIET”みさこりん

2008-10-18 00:48:20 | メンバー日記
劇団山の手事情社公演
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
ー「ロミオとジュリエット」三本立て!ー

これを見にいっていたのです!!

元体育館を使った、円形の大胆な舞台。
十字に伸びた花道からは、ファッションショーのように登場する
何人もの「ロミオ」「ジュリエット」。


ストーリー重視の一部

言葉のないパフォーマンスで表現する二部

もともとのせりふと役者の独自の解釈で展開する三部


どれも見ごたえがありました。

特に二部は、観客が席を立ち、美術館のように移動しながら
舞台を見るスタイル。役者との距離が非常に近くて臨場感たっぷり。
いろんなものが飛んできて三次元的な楽しさがあります。
言葉はないけど、伝わることは多く、外国のパフォーマンスを見ているような気持ちにもなりました。

絶対ビデオでは味わえない舞台ならではの表現でした。

役者とは体ひとつで表現するもんだといった幻想をもっていたのですが、
面白ければいいんだ、そして、表現に制限なんてないんだということを
思い知りました。


「恋は火花のようだ」と思えば比ゆではなく火花を使ってみるといった大胆さです。

役者の水寄さんにうかがったところ、作り方にメソッドがあるらしいです。
ぜひぜひ挑戦してみたいと思いました。


二部と三部には、大阪ワークショップに参加していた浦浜さんがでていました。
研修生を経てもう立派な劇団員です。

出てくるたびにどきどきして、せりふを言ったときは母のような気持ちになりました。

あとでみんなで、中華料理を食べにいきました。

懐かしくまた、たのしく東京の夜はふけていくのでした。