2025年を迎えました。当会は、本年も、地域から、憲法とくらしに関する問題を共に考え行動し発信していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、新年を迎え、早速運営委員の安部晴代さんからうれしいメールが届きました。昨年12月22日放映されたMBS映像‘24「ミサイル弾薬庫がやってくる」を観られた友人の方の感想です。ご本人の了承を得て掲載させていただきます。
MBS映像‘24「ミサイル弾薬庫がやってくる」(2024.12.22放映)を観て
教えていただいた祝園のMBSドキュメンタリー、再放送を録画したものをきょう連れ合いと見ました。
2022年の安保3文書改定をきっかけに防衛予算が増大し、長距離ミサイルが購入できるようになり、その置き場が必要になった。
軍事力あっての外交効果という見方は、安全保障のためのポテンシャルとして原発を維持する言い分と似ていますね。
有事の際の標的にならないかとの問いに、ならないとは言い切らない防衛省の言い方、抑止力という言葉の曖昧さも含め、わかりやすく編集されていてよかったです。
ほうそのネットの人たちの活動、寸劇まで作られて工夫されていますね。
私は、小西誠さんの防衛省への情報公開請求の話が印象深かったです。
沖縄問題なら2か月で開示されたものが、祝園弾薬庫増設問題については2年4か月以上先の開示決定とは・・!
これについて小西さんが見解を述べていらっしゃいましたが、関西で反対運動が起きたら大打撃を受けるとの見方は、万博・カジノ問題の情報開示請求に対し、万博が終わるまで決定期間を1年以上先延ばしする大阪府のやり方と同じわけだなと思いました。
公開学習会で決定期間延長に納得できないという発言がいくつか出ていましたが、情報公開制度を骨抜きにするやり方ですね。
「まずは知ること、知らせること。私たちに大きな影響を与える暮らしのすぐそこにある弾薬庫。防衛力強化のために今何が行われようとしているのか。住民には知る権利があります。」という言葉、そのとおりですね。
大分では1回説明会があったと、その説明会で工事ではなく中身の説明を住民たちに強く求められて防衛相は、説明会はやるまい、特に関西ではと決めたように思います。
如何にして説明会を実現させるか、もっとメディアにも動いてもらいたいです。
( S. H )
(参考)
◇MBS映像‘24「ミサイル弾薬庫がやってくる」(2024.12.22放映)案内文
https://www.mbs.jp/eizou/backno/2024/122205/