こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

とにかく坪井の足がつったのが残念だ オーストラリア 3-1 日本

2006-06-13 23:48:58 | 2006ドイツ大会
オーストラリア 3-1 日本 6月12日

残り6分まで勝っていた。
サッカーにはこういうことはある。むかし国立でのマリノス対浦和戦では、残り5分くらいでマリノスが2点差をひっくり返したことがあった。キーパーは川口で城がエースと言われていた時代だ。浦和は小野が新人だったので(ものすごいいいボレーシュートを決めたんだ)、その頃の話だ。ああ、伸二はまたこういう試合を経験してしまったのか。ということで私は観戦のベテランであるので、この程度では動じない。まさかドンデン返しにショックを受けている人なんていないだろうね?いないよね、いないよね。。。。

試合直後のインタビューでジーコが泣きべそ顔をしていた。私もジーコには色々あるのだが、ジーコにああいう顔をさせてはいけない。なので終わったわけではない。次を勝てば(2連勝の)ブラジルが負けてくれるかもしれない。あきらめるな。

気になることをいくつか。

チームに熱がない。それなりに良いプレーをしていたが、淡白である。これは現在の日本国民の状態を反映しているようにも思える。あまりうれしい話ではない。もっと強く当たれ、もっと強く蹴れ!

それと戦術の差。ジーコはナイーブというか王道の人である。小細工を嫌う。一方オランダ人のヒディング監督は策士である。ヒディングは色々なゲームプランを想定していて、それを実行し、当てた。ジーコは素直に試合にのぞみ(小野のメンバー交代を除く、これは少し変だった)、敗れた。ただそれだけである。小細工ぬきで勝てればよいとも思う。でもそれは少し時代遅れのようである。