アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

興福寺のすごさ

2010-06-27 07:33:10 | つれづれ
さて、平城宮跡を堪能した小生、せっかく来たのだからということで奈良公園の方に赴き、興福寺に向うことにした。とその前に昼食だ。


 ということで近鉄奈良駅近くのうどん屋に飛び込んでみた。店内は修学旅行生等でにぎわっている。まわりを見ると冷やしつけ麺というのが主力のようだ。
 メニューを見ると、大仏盛りというのがあり3玉で普通盛りに+100円とある。これは頼むしかないだろ・・・っていうことで、大仏盛りを。

 ほどなく出てきたのが右写真のこれ・・・おお、なんと大きな平城京(汗)。なんていう年代のゴロ合わせも浮かぶぞ。と・・・でも、氷も多いし思ったほどではない。
 美味しくいただいてから、猿沢の池に向けて進んだ。ご存知猿沢の池は、興福寺の防火用水として作られたという説もあるようだが、今ではこの周辺に修学旅行用の旅館も多い。

 
 池を眺めながら南円堂の階段を登り、興福寺の境内へ入る。興福寺は法相宗の大本山としてよりも藤原氏のお寺として名高く、平城遷都時に山階寺を移動してきたもの。
 よって私的な寺院の要素が強いが、五重塔は日本では二番目に高いものだし、あまりに有名な阿修羅像をはじめ国宝も数多く所蔵している。

 現在中金堂の再建を目指しているようだが、完成予定はなんと2030年と。小生が生きてる間に完成するかしらん。
 といいつつ国宝館に入る。まずは伝山田寺の仏頭を初めて生で見た・・・感激だ。しかし、この山田寺が飛鳥のお寺で、蘇我倉山田石川麻呂のお寺だと再認識し、大化の改新時に藤原鎌足に味方しつつも、後に裏切られたことに思いをはせてしまった

 それにしてもここの国宝館はなかなか充実している。というか、今更ながら興福寺の国宝の多さに圧倒されてしまう。
 などと言ってるうちに人気ナンバーワンの阿修羅像が・・・すごい人だかりである。って、あれれ・・・以前東京で見たときはもうちょっと大きかったような気が・・・(汗)

 もうひとつ東金堂の中の仏像もすごかった。薬師如来を中心に、ところ狭しとたくさんの仏像が並んでいた。
 むむむ・・・興福寺の宝物をしっかり見たのは初めてだったが、こんなにすごいものだったとは。まあ考えてみれば、今の奈良市街は興福寺の門前町が発展したものなのだから、その力たるやすごくて当然といえば当然か。

 すっかり堪能した小生、もう一息鹿を眺めつつ、東大寺に向った(続く)
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