本厚木は、深い・・・

先日、仕事で本厚木に行った。小田急線の駅としては、ロマンスカーも止まるし、小田原と東京の中間という感じのメジャーな駅という印象であったが、降りたのは初めてである。

　駅前は、まあターミナル駅としてはこんなものという感じだったが、ミロードがあった。おお、さすが本厚木、新宿や町田と同じだ、と思った。
　しかも、駅の柱がポスターを内蔵できるディスプレーになっていて、当日の店舗ごとのお勧め商品を貼り出しているぞ。ふーむ、なかなかいいではないか・・・

　だが、そのディスプレーのポスターを見て、吹っ飛んだ。達筆な手書きの書きぶりは、ミロードという感じではない(笑)

　しかも、すべての字体が一緒であり、専門家が一手に書きあげていることがわかる。よって、魚屋・肉屋から始まり、洋服屋・ジュエリーショップがすべて同じ色調だ(笑)

　これは、なかなか迫力があるなあと、微笑みながら見ていたら、その迫力にドが付くようなポスターを見つけてしまった。
　アメリカ産骨付き鶏モモ肉、モーニングサービス限定２００kg！こ、これは・・・限定というレベルではないのでは(苦笑)

　だが、さすが超目玉商品であり、「お一人様２kg限り」である(爆)。確かにそうか、一人が２kg買うとすると１００人しか買えないことになる。
　それにしても２kgの鶏肉のイメージが湧かない。我が家においては、肉の場合夕食で、一人５０gが基準になっているし、トンカツ屋あたりでも１２０gくらいだろう。

　ということは、もし小生一人が食べるとすると、２kgの鶏肉はなんと４０日分！こんなに続けて鶏肉を食べるのは嫌だなあ(爆)
　仮に４人家族としても、１０日分だ。ほとんど、逆ブロイラー状態だぞ(笑)。厚木の人は、よほど大量に肉を食べるのだろうか。


　考えれば米軍基地とのつながりも深いところである。食事のスタイルもアメリカナイズされているのかも知れない。言われてみれば、オシャレな女性も多いぞ。
　だが、アメリカンな土地柄に純和風なポスターというこのアンバランス。厚木というのは、奥が深いところだったのだなあ・・・(笑)