信成天下統一への悲願

さて、昨日６月２日は横浜の開港記念日にして、本能寺の変で信長が殺された日でもある。そのゆかりの日の前日、フィギアスケート男子の織田信成が本能寺を初参拝したという。

　本能寺…信成聞こえた！信長から「頑張るんだぞ」(スポーツニッポン) - goo ニュース

　歴史マニアの小生としては、日本史上最高の天才の一人の信長が、もしあそこで倒れていなかったら・・・などとも考えるが、一方でフィギアマニアで織田びいきの小生、「４２７年ごしの天下統一は１７代目の君にこそ」とも思ってしまう。
　ちなみに今の本能寺は、当時と場所が異なるが、今でも正一位の位を賜った信長の碑が建っているし、「能」のヒが火に通じるということで、異形の字を使っている。

　さて、その織田信成だが、ＧＰでは初戦のフランス大会と中国大会に出場する。フランス大会では地元のジュベールがいるが、実力から見て十分二位は狙える。
　中国大会ではアメリカのライザチェックと激突。ここも最低でも二位には入るだろう。組み合わせから見て、信成のファイナル出場はかなりの確率になりそうだ。

　信長の声が聞こえたという神がかり体験もあながち・・・であり、１７代目にして天下をとることも夢ではなくなってきそうだ。
　もっとも、信成が滑るときって、必ずアナウンサーが「１７代目天下統一」なんてやるのが、ちょっとウザかったりするが・・・（汗）

　男子も今は群雄割拠・・・五輪も含めどうなるかわからないが、ジュベールはフランス大会の後はＮＨＫ杯で、高橋、小塚、アボットと激突。
　小塚はロシア杯でパトリック・チャン、そしてかのプルシェンコと激突だから、ジュベール、小塚はファイナルは微妙かも・・・

　一方高橋はＮＨＫ杯の後、カナダ大会だ。ここでチャンやアボットと激突。組み合わせ的に見て、ライザチェックの勝ち抜けは決定的だろうから、高橋や小塚のファイナルはＮＨＫ杯でジュベールやアボットとどういう試合になるかで決まりそうだ。
　男子もなかなか見逃せないことになりそうだが、気になるのがロシアのプルシェンコだ。ＧＰシリーズは一戦のみだが、この機に五輪に・・・なんてことになると大変だ。

　五輪の男子三枠は女子と違い、ほぼ高橋・織田・小塚で決まりだろうが、問題はその先だ。ＧＰシリーズをバネにして、信成が天下への階段を駆け上がるか・・・
　頑張れ、信成！天下はそこにあるぞ・・・あっ、だからって張り切りすぎてジャンプとび過ぎないようにね～（爆）