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台風19号の接近も気になる中、恒例もとい高齢の落語の発表会は11日金曜日に開催された。主催者側としては、雨はともかく風は大丈夫だろうということで、決行とあいなったのだが、結果的には雨もたいしたことはなく、開催に支障はなかった。
ただ、お客さま側では二の足を踏まれる方も多く、小生も予定していたお客さまの多くからキャンセルの連絡が入ってしまった。
まあ、これはいたしかたないところで、台風でも来たくなるようなレベルにならないと・・・なんて。
会場はいつもの深川江戸資料館小劇場、ここの会館の劇場は小劇場しかないのに、小とつくのは? といつも思うのだが・・・
小とはいえ、入れ物としては300人分あるので、立派なものである。ただ、会場設営時にこの天気なので補助イスはいらないだろうということになった。
出演者の集客などにもよるが、絶好調のときには補助イスも繰り出すこともあったので、今回は余裕というより、いささか寂しいかもと・・・
もちろん、出演者はそんなことは尻目に全員熱演で、おかげさまでお客さまからもご好評をいただいた次第。今回も現役の女子大生から80歳近い方まで幅広かった。
ただ今回は、手品などもなかったので、お客さまにはいささかお疲れになったかも・・・と。もっとも通しで聞かれる方は皆無のはずだが・・・(汗)
ただ、昼の部・夜の部でそれぞれそれなりに番組があるので、やはりお客さまの出入りも気になる。
ちなみに小生は今回もおはやしがあることで、鳴り物入りのネタをやらしていただいた。こちらの写真は、出番待ちの袖のもの。よく見るとおはやしさんの影も見える。
おかげさまで好評で、安心はしたがまだまだ稽古していかないと・・・と。というのも、今回は諸事情から直前の稽古が不足していたからだ。
といいつつ、義理で来ていただいている皆さまから、「そろそろやめた方がいいんじゃないの」と言われそうな気も・・・
とはいえ、高座でお客さまがウケているのを見るのは大変な手ごたえであり、この快感というのは何者にも代えがたいもの。
もうすこし、この年寄りの道楽につきあっていただこうと思っている小生である。
改めて、当日お越しいただいた皆様には厚く御礼申し上げる次第である。
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