たまに出かける近所のお好み焼き屋さん。見た目はレトロな店内でご主人一人で切り盛りしているので、混雑しているとオーダーに時間がかかる。
ただ、味は確かなので、混む前にと・・・早めの時間におじゃました。おかげさまで店内には先客なし。
生ビールをお願いしながら、トントロ焼きを頼む。鉄板に油をひき、ニンニクを炒めながら、温まったところでトントロを入れる。
熱が表裏通ったところで、塩胡椒で味付けしていただく。このシンプルな味わいが抜群に美味い。少し塩を多めに振るとつまみにはバッチリだ。
さて、それでは・・・とお願いしたのがもんじゃだ。関西人の方には「食べ物としては認めない」なんて何度か言われたことがあるが、江戸っ子のおやつである。
小生は江戸っ子ではないが、田舎にあったお好み焼きのお店は、通称「もんじゃ焼き屋」だったくらいで・・・
具材を鉄板に置き、土手を作る。少し焼けて液がつなぎになって固まったところで、残りの液を流しこむ。
少し焼けて、裏にお焦げが少しできたところで、グチャグチャにかき混ぜていただく。これまたなんとも美味しい。
ついつビールのお代わりも・・・と。さて、続けてお好み焼きだ。こちらの店名のついたもので、具も豊富だ。
関西人のソウルフードだが、一気にかきまぜてから焼く。強火で焼きながらじっと待つ。ほどなくして裏に火が通ったところで、ひっくり返す。
ここでヘラでパンパン叩くのが関東人のパターンだが、これは関西人からするとご法度。さらにしばし焼いてからあらためてひっくり返し、ソース、鰹節、マヨネーズで仕上げる。
ここからはピザと異なり、十字に切っていく・・・これも関西で教わったスタイル。パンパンやらなかったおかげで、中はふんわりして・・・
我ながら抜群に美味しい。ここから、その日の調子で、もんじゃやお好み焼きを追加して仕上げるというのがパターンだ。
なかなか美味しくお値段もリーズナブル・・・唯一の難点は身体に油の臭いがしみつくことだ(苦笑)
ほろ酔い加減で帰路についた・・・また思い出したら行こうっと。
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