新型コロナの東京での爆発的感染防止のため、都知事が神奈川・埼玉・千葉と山梨県の知事と会議を行ったことがニュースになった。
これを受けて、新聞などでよく出ているのがトップ写真の図表。
2015年の国勢調査の結果による東京都への通勤・通学者の人数という。これによると、神奈川県の106万人余りを筆頭に埼玉・千葉を合わせた三県で約270万人が都内に通勤・通学していることがわかる。
その他の県は10万人を切るが、茨城よりも少ない山梨県が、会議に入るのはなぜ? と思われた向きも多いだろう。
実は、山梨県は茨城や栃木・群馬と違う県なのだ・・・そう、一部報道でも紹介されていたが、山梨は神奈川などと同様に東京に隣接している県で、国の定めるところによる「首都圏」なのだ。
逆にいえば、茨城・栃木・群馬は首都圏ではない・・・つまり山梨は関東ではないが、首都圏だということになる。おそらくほとんどの方にとっては、今回のニュースの前は、いやニュースの後ですら山梨が首都圏だという認識はないのではないかって。
個人的な印象だが、上野原周辺から八王子など都下に通勤している人はもっと多いと思っていた。
それが栃木・群馬より少ないというのはびっくりである。
さて、さらに話を進めよう。小生がガキの頃は、山梨や長野・新潟は中部地方というくくりで習った。しかし、今では東京のニュースなどでは、関東・甲信越として関東に準ずる地域のような扱いである。甲はともかく、信越は関東からかなり遠いと思うのだが・・・静岡の立場は? って。
逆に伊豆に帰省したときなどのテレビでは、中部地方の中にこの三県は入らない。では、山梨は中部ではないのか・・・といって、関東ではない・・・でも首都圏だ。
むむ、なんて悩ましい・・・なんてこと考えてるのは小生だけだろうなあ(苦笑)
ちなみに小生の田舎の伊豆は、電気は東京電力、NTTは西日本、電車はJR東日本とJR東海(伊豆の地域による)。さて私は関東でしょうか、中部でしょうか・・・西日本かも(爆)
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