アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

日本は軽油の輸出国ってご存知でしたか

2016-09-29 07:00:10 | 車ネタ
このブログの読者の皆さんにはすでにご案内のことと思うが、今ヨーロッパの乗用車でいうと、ディーゼル車が席巻している。

 翻ってわが国では・・・依然として国産メーカーが本格的にディーゼルに取り組んでいるという話は聞かない。わずかにマツダが取り組んでいるくらいか。
 一方でMercedesやBMWではディーゼルは積極的に導入していて、最近では3シリーズの一番の売れ筋はディーゼルモデルだという


 さすがに例の不正問題が後を引いているVWは導入していないが、ここへ来て、プジョーやシトロエンなども導入している。
 日本ではディーゼル=排気ガスが汚いとか、振動が・・・というイメージがあるが、最新のクリーンディーゼルではそのデメリットもなく、かつ低燃費なことがメリットである。

 その結果、エコカー減税のメリットも受けられる。しかも、軽油とガソリンの価格差もあるので、メリットはさらに大きくなる。輸入車だとハイオクとなるため、軽油との差は下手するとリッター40円にもなる
 もちろんディーゼルがすべてOKとは言わないが、このメリットを活かさない手はないよね・・・と言うことで、小生もディーゼル車に乗り換えることにした。もちろんフェラーリのディーゼルだが(←ウソ)

 ときに、今回のチョイスの過程で知ったのだが、日本は軽油の輸出国だという事実がある。これがなんとも皮肉な話なんだが・・・
 原油の精製過程で必ず軽油ができるため、ガソリン車シェアが圧倒的な日本では、軽油が余ってしまうという。そこで輸出・・・という。

 ちなみに、軽油は安いが、これは主に税制上のメリットで、トラックなどに使われることが多いから、産業支援的な意味もあるのかと。
 ということで、軽油はヨーロッパでは必ずしもガソリンより安いわけではないようだ。にも関わらずヨーロッパでディーゼルが支持されているのはなぜか。

 と言われれば、トルクなどスポーツ性能が高いことと併せ、耐久性の問題もあるようだ。いずれにせよ、国内でもディーゼル車のシェアがもっと増えてもいいかと思っている。が・・・トヨタと日産が舵を切らない限りないだろうなあ・・・と。
 一方でエコカーというと、日本ではハイブリッドと短絡的に考えてしまうが、以前も取り上げたように、日本のハイブリッド車はカリフォルニア州の定義ではエコカーにならない。

 現在、ペナルティを払う可能性の高いトヨタが必死になって、プリウスにPHVを導入しているが、この分野での遅れも正直厳しいものがある。
 エコカーとは燃費のいい車ではなく、CO2の排出が少ない車なのだという世界的な物差しに対応すべく、日本(政府)がいつ舵を切るかは注目していきたい。
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