アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ラーメン二郎に学ぶ経営学

2011-01-28 06:30:10 | つれづれ
小生、ジロリアンというほどではないが、ラーメン二郎のファンであり、ファン歴は長い。何しろ学生の頃、まだ三田にしか二郎がなかった頃からで、当時は小が210円だった。

 今や二郎は首都圏中心に35店舗あり、インスパイアを入れたらすごいことになっているが、そんなジロリアンに、必読とも言うべき本が出版された。
 それが今日紹介する「ラーメン二郎にまなぶ経営学」である。筆者は、経営学者にしてジロリアンだという。

 中身は、経営学的アプローチから二郎を分析したもので、多少(というかかなり)ジロリアンの熱狂的ひいきの要素は入っているが、二郎がなぜ人気を博しているかがわかる。
 特に面白かったのは、ジロリアンがどのくらいの人数いるかの分析。内容は、ネタバレになるから省くが、思わずなるほど~という結果だった。

 そんなこともさりながら、その一方で修行道かよ・・・というくらいに熱く語っているページも多く、経営学の本というよりファンブックみたいなところがある。
 この本は二郎にちなみ26(ジロー)のポイントで経営学的アプローチをしているが、ないようはシンプルなので経営学の入門編として楽しく読める。

 職場の勉強会で、昨年話題になった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーを・・・」を取り上げたりしていたが、この本もぜひ取り上げてみたい。
 名付けて「二郎塾」(汗) 当然座長は、小生の職場にいる熱狂的ジロリアンのマネジャーだ。そう以前ラーメン「徳」でてんこ盛りをたいらげた男だ。

 彼は、二郎でも大を食べられるという猛者であり、年齢も小生より若いが、座長として申し分ないだろう。
 そうだ、勉強会としてはレポーターが必要だが、そうだ一人若手のアシスタントがいるぞ。彼も相模大野や関内など、各地の二郎で活躍している。

 すると、この二人を中心に小生の職場のジロリアンたちが、二郎の経営について熱く語り合う。そして、終了後は懇親会ならぬ二郎ツアーだ(笑)
 って、最初から食べに行かないと、麺切れになるぞ~って(苦笑)

 ときに小生の職場って、実はジロリアンばかりではないのかっていう噂もあるんだが・・・
 そうそう、この本に関して、一つだけ確かなことがある。この本は、筆者が自分の視点で二郎を分析しているのだが、おそらく当の二郎のおやっさんこと山田拓美氏は、筆者の分析の視点では、まったく考えていないだろうことだ(爆)

 やはり二郎は深い・・・
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