TAPA TAPASでスペイン気分

この夏以来、すっかりスペインかぶれになりかかっている小生であるが、先日横浜で飲む機会があり、ウロウロ歩いていたらスペイン風の居酒屋を見つけた。となれば、ここには寄るしかない。

　その名もＴＡＰＡ　ＴＡＰＡＳという。ＴＡＰＡＳとは、スペインのおつまみの名称である。これという料理ではなく、日本でいう「つまみ」という感じである。
　といっても、乾き物のイメージでなく、有名なスパニッシュオムレツや煮物などバラエティに富んでいる。

　どんな町に行っても必ずあるという、ＢＡＲ(バル)に行って、このＴＡＰＡＳをつまみながら、おおいに飲み、語るのがスペイン流なのだそうだ。
　この店に行ったら、残念ながら席がある。ＢＡＲで飲んだわけではないが、正統派は立ち飲みとも聞くので、その意味では・・・だが、オヤジには座れた方がいい。

　まずは、生ハムからだ。ここではこだわりで、注文受けてから、ほしいだけをスライスするという。おお！これは・・・と思ったら、イタリアのパルマ産だという(汗)
　おいおいスペインちゃうのか、と思ったが、さすがパルマ産は美味い。思わずサングリアの杯が進む。追加で、いろいろなＴＡＰＡＳを頼み、ガンガン飲んだ。

　だんだん、テンションが上がり、声が大きくなってきたように思った。サングリアのお代わりも飲めば、ワインも飲む、もう気分はほとんどスペイン人だ。
　しかもこの店、横浜駅の至近にあり、便利だ。うーむ、友とおおいに語り、たらふく飲む・・・幸せな一瞬だ。

　しかし、幸福は長く続かなかった・・・いざ精算となったら、ずいぶん高い(汗)。しかし、冷静に考えれば、納得いく金額だ。飲みすぎだよって(爆)
　だが、とにもかくにも大満足の夜であった。お店から出て、駅までの道のりが記憶にないのが、不思議であるが(爆)

　横浜駅近くでちょいと飲みたいとき、スペインの風を感じるこのお店はいかが・・・飲み過ぎにだけは注意だが(爆)