アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

一之輔・文菊二人会

2013-08-05 06:00:04 | 落語
三鷹の芸術文化センター星のホールの落語会は、毎回いい番組を提供してくれるので、よく出かける。番組の構成だけでなく、こちらの責任者の森本さんの場内アナウンスがなんともいい。これは、一度聞いていただくことをお勧めしたい。


 ということで、今回の会は「一之輔・文菊二人会」であった。昨年も一度この会場でやっている。当時は、文菊は二ツ目の菊六だったが・・・
 さて、開口一番は一力だ。以前は声が良かった記憶があるが・・・うん、ちょっとこれは・・・なんかうまくやろうとしすぎているのか、聞きにくくなってる。

 前座の落語って難しいが、素直にやっていてほしい気がする。せっかくの声がもったいないぞ。
 といったところで一之輔が登場。森本さんの場内アナウンスをネタにしながら、まったりと走り始め、始めたネタは、「鈴ヶ森」だ。

 一之輔の十八番のひとつであるが、なんとも強烈なくすぐりに思わずやられてしまった。さすがだが、ちょっと疲れたかも・・・
 というところで文菊の登場。冒頭、照明のカバーが落ちてくるというハプニングが・・・あわや大けがというところだったが、幸い身体にはさわらなかったので・・・


 で、始めたのが船徳。が・・・これが面白いことに、お客様をご夫婦という設定にしている。女が得意な文菊ならではだが、古典らしい演出で安心して聞ける。
 そして中入り後、再び文菊が登場。始めたのは「粗忽長屋」だった。かつては故小さんがよく掛けていたが、生で聞くのは久しぶりかも。

 これも文菊らしく、オーソドックスな仕上がりで、安心して聞ける。そして、文菊が「あとは一之輔兄さんの爆笑落語で」とバトンタッチ。
 そして一之輔が登場し、始めたのが・・・おお、「鰻の幇間」だ。ちょっと前に市馬で聞いたが・・・むむむ、これはまた強烈だ。

 確かに面白い。面白いが、終わってみるといささか疲労感がのこる。個人的な趣味の問題だが、文菊のオーソドックスな芸の方が趣味に合うかも。
 とはいえ、場内大爆笑で、二人の芸に大満足、当然小生も大満足で帰路についた。ちなみに、来年も8月に二人会をやるという。また来るしかないぞ。


 といいつつ、こちらの会の今後のポスターもズラリ・・・さん喬・権太楼・菊之丞・市馬という・・・なかなか豪華版というか、いずれも聞きにいきたくなるぞ。
 っていうか、森本さんの趣味で構成しているらしいが・・・小生的にもツボにハマる。

 三鷹の会は小生には、完全に恒例になっている。
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