格安スマホという言い方にはどうもなじめない小生、やはり格安SIMというべきだろうが、最近ではMVNOという言い方もあまり聞かれないなあ・・・
というところで、今日はちょっとユニークな格安SIMの紹介だ。その名はハナセル(Hanacell)というもの。
元々はアメリカにいる日本人のためのサービスという佇まい。だから日本の格安SIMサービス同様に端末とのセット売りもある。
ただここで紹介するのは、このサービスが日本国内でも使用できるということなのだ。プランについてはこちらのページをご覧いただこう。
最安の月$9.99プランはさておき、$29プランで見ると、日本を含む世界140ヵ国で、通話は$0.27/分、さらにデータ通信は使い放題という。
さらにさらに、月間2GBまでテザリングが可能という。これで月間日本円で3000円ちょいということになる。これは魅力的に映らないだろうか。
ただしもちろん注意はある。電話番号はアメリカのナンバーが割り当てられるので、日本の電話から掛けると国際通話になるので、相手には割高のコストがかかる。
また日本国内ではドコモとソフトバンクのサービスが使えるが、低速通信になるようだから、動画の視聴などには向かないだろう。
だが、SNSやメールのやりとり中心ならそんなにストレスはないと思われる。小生の場合、SNSとブログ投稿と閲覧ぐらいだから十分だろう。
小生がこのプランを具体的にお勧めするのは国内での使用に加えて、時々海外に出掛ける方だろう。
何しろ、世界140か国で使えるのだから海外用にSIMをどうするのか考える必要がない。で、国内においてもそのまま使えてしまう。
さらにいえば、国内での通話については050のIP電話を使用すれば、相手に対しても迷惑は掛からないだろう。
もっとも掛ける方はそのまま掛ける手はあるんだが・・・
こうなると、比較してみたくなるのが、海外ではどんな手段を取ればいいのかという・・・まずは海外ルーターだ。
複数の端末を一個のルーターでつなぐことができるが、1日あたり600~1000円くらいかかる。電話自体は、IP電話やLINEを使うことになろう。
続いてHISの「変なSIM」だ。一日500円で使用できるが、自分の番号が変わるのでLINEが使えなくなる。端末を二台持ち一台をテザリングで運用する手はある。
最後にハナセルだ。$29プランで、たとえばフランスに一週間行ってもそのまま、アメリカの番号でLINEを使えば、それも可能か。
別の端末にテザリングで対応すると、月間2GBの制約はあるが、二台持ちでも行けそうだ。むむむ、これはなかなか使えそうな感じがする。
端末もアメリカの端末(例、こちらのXperiaが$199)が送料無料で買える。うーむ、完全にハナセルの回し者になりそう(苦笑)
いろんな条件はあるが、考えたくなってくる小生である。
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