三連休の一日、9月14日に公開された「プーと大人になった僕」を見てきた。ディズニー映画のファンタジー作品だが、かなり感動ものであった。
もちろん内容についてはご法度だから触れないが、プーさんの世界の実写版で、クリストファー・ロビンが大人になったという設定。
だが、会社にいた頃、「給料泥棒」とまで言われた小生ですら、この映画の途中から我が身とオーバーラップするようになってしまった。
そして、秘湯三昧の今・・・そうだよ、まさにこれこそが・・・だよって。
ストーリーは、ハッピーエンドがお約束であるし、途中でドキドキ・ワクワクというサスペンスものというわけではないが、それでも終盤にかけて物語は急展開していく。その高揚感や、ハッピーエンドの締めくくりは、わかっちゃいるけどいいなあ・・・って。
昔、イタリア人が日本人に聞いた話を思い出した。「お前ら、日本人は何日くらい夏休み取るんだ」と「一週間くらいかな」との回答に対し、「ってことはお前ら、一週間のために一年働くのか、信じられない」と。
何度も書いているが、今の日本はイタリアやスペインよりも生産性もGDPも低いのだ。
どこかの政府が「働き方改革」なんて声高に言っているが、「月間100時間まではOK」なんて法律のどこが働き方改革なのかと。
愚娘に以前言われてショックを受けたことがある。「子供の頃、平日に父とまともに話した記憶がない」と。
個人的な事情もあり、単身生活も長かったこともあるが、週末はともかく平日にあまり接点を持てなかったのは否定できない。
会社を出るのが22~23時という時期が長かったのだから・・・これでも「一生懸命仕事しろよ、この給料泥棒」と言われるレベルだったのだから。
話がすっかりそれつつあるが、そういった家族のこと、友達のこと、そして仕事のこと・・・そんなこと全部まとめてこの映画を見てほしい。
物事はシンプルに、そしてやりたいように考えればよい。この映画を見たら、そんな気になった。
すでに仕事はリタイアしている小生だが、これからも温泉三昧で行こう・・・と。
この映画、お子さんと一緒にぜひすべての会社人間にこそ見てほしい・・・そんな感想をもった。
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