高知に来たら、立ち寄りたいところのひとつが足摺岬である。前稿でも書いたが、学生の時にも一度来ている。
その時は、愛媛の宇和島から友人たちとレンタカーできた。小生はまだ無免許だった。足摺岬に到着したのは夕日の時刻だったのを覚えている。
足摺岬は土佐清水から半島が突き出した形になっていて、半島の海沿いに細い道を車は進み、軽い接触事故を起こしたのも覚えている。
宿泊したのは国民宿舎だったような・・・さて、そんな気分で車を走らせると、道がずいぶんよくなっている。
後で知ったが、バイパスが開通し、かなり時間も短縮されたらしい。無事日没前に観光できる時間に到着した。
まずは展望台に向かう。トップ写真の光景が目に入る。その名もかくやという断崖絶壁は見事というしかない。展望台のところには四国最南端の表示も。
そうそう、竜串はさみしかったが、さすがにこちらには観光客も多く、ほっとしたりして・・・そしてここから灯台まで歩いてみる。
ウバメガシの群生の中を進むと、「地獄の穴」というものが目に入る。ここからお金を入れるとトンカラリンと音がして落ちていくと言われている由。
さらに灯台近くには、巨石があり、これが「弘法大師爪書きの石」と呼ばれているもの。石に南無阿弥陀仏と彫られていて、これは大師が爪で彫ったと言われているそうな。
そして灯台を眺めながらとって返し、天狗鼻に向かう。足摺岬と平行して突き出た岬で、ここから見る足摺岬が絶景とか。
それがこちらの写真である。展望台からと微妙にアングルが違っているのがわかるかと。さて、ここでホテルに向かおうかと思ったが、せっかくここまで来たので、金剛福寺に寄ることにした。
足摺岬に隣接したこちらのお寺、四国八十八箇所のひとつ第三十八番札所である。赤い宝塔がよく目立っている。
門をくぐると手水場の石に圧倒される。すごいボリューム感だ。本堂の前には池があり、この周囲にも石が配されている。
全体にとても美しく、歴史あるお寺だが近代的な感じもする。小生の友人のCOACHが八十八箇所の巡礼をしているが、小生もいずれ歩いてみたいと思っている。
その時にはこちらにも再度お伺いすることになるのかと・・・もちろんお参りもさせていただき、すっきりした心で車に戻った。
さあ、長い一日になったが、ここからお宿に向かおう。目指すお宿はここからすぐであった。というところで、次稿にて。
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