このブログでは、政治的な話とか裁判の話などは極力避けているが、それでもなお、これはおかしいだろっていう話題を聞き、ついつい取り上げることにした。
まずはこちらの記事をご覧いただこう。一口で言うと、直進同士でセンターラインをはみ出してきた車に衝突された方が、賠償責任を負うという判決が出たというもの。
つまり、純粋なもらい事故で4000万の賠償責任を負ったということだ。さすがに、これについては、ネットでも話題になっている。
判決によれば、衝突された方が注意などを行い、衝突回避の義務を果たしたのか、「無過失だったという証明ができない」ために責任を負うという論理。
だが、本来過失のあることの証明は、このケースではセンターラインをオーバーした方が負うものであり、無過失の証明を求めるのはおかしいし、実質無理だろう。
ちなみに、トップ写真はその事故の現場写真というが、センターラインオーバーどころか、ガードレールにまで接触している。
しかもとても広い道とは言えず、仮にクラクションを鳴らしたとしても回避不能だろう。このケースで回避するとしたら、自分が反対車線に出るしかなさそうだ。
もらい事故の場合、損保会社が示談交渉に入ることは法律で禁止されている。それは、基本無過失だからだ。
この判決がこのまま結審するとは思えないが、仮にこれが前例となると損保の保険料はとてつもなく高額になるだろう。
逆に言うと、この事故の原因となった車のようにまともに保険に入らない方がお得ということになりかねない。
そういえば、ちょっと前には子供の蹴ったサッカーボールが道に飛び出してきて、転倒したバイクの運転手が後年死亡した事故の裁判が話題になっていた。
もちろん当事者でない小生が、勝手なことを言うのは無責任だが、それでもなおこの判決には違和感を禁じえない。
裁判を起こすことは国民の権利であるが、「ゴネ得」がはびこらないか、気になるオヤジである。なんかどんどん日本が壊れて行くような・・・
まずはこちらの記事をご覧いただこう。一口で言うと、直進同士でセンターラインをはみ出してきた車に衝突された方が、賠償責任を負うという判決が出たというもの。
つまり、純粋なもらい事故で4000万の賠償責任を負ったということだ。さすがに、これについては、ネットでも話題になっている。
判決によれば、衝突された方が注意などを行い、衝突回避の義務を果たしたのか、「無過失だったという証明ができない」ために責任を負うという論理。
だが、本来過失のあることの証明は、このケースではセンターラインをオーバーした方が負うものであり、無過失の証明を求めるのはおかしいし、実質無理だろう。
ちなみに、トップ写真はその事故の現場写真というが、センターラインオーバーどころか、ガードレールにまで接触している。
しかもとても広い道とは言えず、仮にクラクションを鳴らしたとしても回避不能だろう。このケースで回避するとしたら、自分が反対車線に出るしかなさそうだ。
もらい事故の場合、損保会社が示談交渉に入ることは法律で禁止されている。それは、基本無過失だからだ。
この判決がこのまま結審するとは思えないが、仮にこれが前例となると損保の保険料はとてつもなく高額になるだろう。
逆に言うと、この事故の原因となった車のようにまともに保険に入らない方がお得ということになりかねない。
そういえば、ちょっと前には子供の蹴ったサッカーボールが道に飛び出してきて、転倒したバイクの運転手が後年死亡した事故の裁判が話題になっていた。
もちろん当事者でない小生が、勝手なことを言うのは無責任だが、それでもなおこの判決には違和感を禁じえない。
裁判を起こすことは国民の権利であるが、「ゴネ得」がはびこらないか、気になるオヤジである。なんかどんどん日本が壊れて行くような・・・
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