アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

柳亭市馬独演会@三鷹

2015-04-20 06:00:34 | 落語


小生お気に入りの噺家というと、柳亭市馬がまず挙げられる。その市馬の独演会が、これまた行きつけの三鷹の星のホールで開催されたので出かけてきた。


 例によって、会場の表示によれば、終演は未定という。この日は昼の部のみだから、何時になるか・・・なんて心配はさん喬じゃないからいらないか(苦笑)
 さて、開演前の名物のアナウンスの後、開口一番は市丸。何をやるんだろう・・・おお、「転失気」だ。だが、失礼ながら睡魔に襲われてしまった。

 気をとり直して、続く市楽に期待しよう。え・・・「牛ほめ」? なんかこのネタ久しぶりに聞いたんだが・・・
 二人続けて前座噺だし、「おなら」がらみってのもなあ。市楽のバタついた感じがハマる人もいるのかもしれないが、小生的には・・・ちょっと。

 なんとなく、三平っぽく感じてしまった。
 というところで、市馬の登場だ。三ぼうの話からスタートしたネタは・・・おお「片棒」だ。これまでも何度か聞いているが、セリフ回しや歌などに市馬らしさが良く出ている。疲労感もなく、らしい感じで中入りとなった。


 中入り後、ヒザで出てきたのがペペ桜井。かつて学生時代に寄席に出かけては、よく聞いていたギター漫談の芸人さんだ。
 御年80歳になんなんとする超ベテランだが、いまだに元気にパリッとしてやられていた。こういう芸人さんが出てくると安心する小生である。

 そして、再び市馬の登場。始めたネタは・・・おお、「淀五郎」だ。市馬の好きな芝居がらみの噺だが、また市馬の人柄が出てくる。
 特に団蔵でなく仲蔵の方が市馬そのものだ。おそらく、市馬って弟子の指導もこんな感じなのかなあと思わせてくれる。

 何度か聞いているが、何度聞いても市馬のこの噺はいい。わかっていてもジンと来てしまう。さすが協会長の面目躍如ってとこか。
 大満足の会だったといいたいところだったが、残念なことがあった。この会の最中に二度携帯が鳴ったこと。しかも二度とも市馬のとき・・・

 あれだけ注意のアナウンスが流れているのに・・・ったくって・・・
 といいつつ、今回は市馬の手ぬぐいを購入してしまった。色は・・・やっぱり紫系だよなあ・・・(苦笑)
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