沖縄の普天間基地の近くの小学校で、ヘリから窓枠が落ちたことを受け、学校の上空を最大限避けることを約束したにも関わらず、小学校の非難訓練の日に三機の米軍のヘリが上空を飛んでいたことがニュースになった。
問題はその後のことだ。防衛省は米に抗議をしたものの、「飛んでいない」との回答という。防衛省はもちろん、多くの人が確認しているので、間違いないと思うのだが・・・
そういえば、窓枠の前にも近くの保育園に落下物があったときも、米軍からは「確かに落下物は米軍のものだが、落としたのは米軍ではない」との回答だった。
では、誰がどうやって落としたのか・・・日本人が米軍の仕業に見せかけるためにやったとでもいうのか。もしそうだとしたら、日本人が容易に米軍の敷地に入れることの証拠になるわけで、それは別の意味で問題だ。
この件について、その後日本側が再度追求したという話は聞かないが、今回の件ではどうなのか・・・いつものようにうやむやになりそうな気がする。
まずは、この三機のヘリは米軍ではない・・・というなら何なのかと。まずは米軍が言い出しそうなのは、「日本のマスコミの取材ヘリのはずだ」あたりか・・・
だが、そのうちに、苦し紛れに「北朝鮮のヘリが米軍を装って飛んできた」なんてことを言いだしたりして。すると、それにかこつけて、その対策で装備を強化しようと・・・どこかの政府が言い出す。
って、ちょっと待て。北朝鮮からヘリが沖縄にまで飛んで来るということは、それこそが警備がなっていない証拠であり、とんでもないことだぞ・・・
あっ、もしかして米軍は「飛んでいない」でなく「とんでもない」と言いたかっただけだ・・・と言い訳していたりして(汗)
まじめな話、この対応のどこが「同盟」だというのか、政府の本気度が試されていると・・・まあ、日本は独立国ではなく、アメリカの植民地だからしかたないか・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます