人気番組、「チコちゃんに叱られる」のコーナーに、岡村にクイズを出す「自分、東京に魂売ったんとちゃうか」クイズというのがある。
東京と大阪で違う表現をするものを問うものだが・・・先日USJに行ったこともあり、京都在住の頃を思い出した。
京都に初めて会社の近くに単身用の社宅を借り、のっけからいろんな違いに驚いた。幸い、時の上司がコテコテの関西人(厳密には大阪の人ではなかった)だったので、いろいろ教わった。
クイズでも出ていたが、こちらのシャツ、東京ではワイシャツというが・・・そう大阪の方は間違いなくカッターという。京都でもカッターと言っていた。
また関西の方ならおわかりかと思うが、大阪と京都では微妙に言い方が異なるものも多かった。
クイズで出ていた、月極駐車場を大阪ではモータープールというが、京都ではほぼその表現は見かけず、ガレージと言っていた。
小生の頭の中ではガレージというのは、屋根付の車庫のイメージだったので、これにはなかなかなじめなかった。
あと、上司がよく言っていたのが、「自転車踏んで」という表現。ニュアンスで間違うことはないが、自転車をこぐことを「踏む」とは言わないなあと。
ちなみに細かいことだが、京都発祥で今ではコンビニなどの定番になっている「恵方巻」だが、少なくとも当時の京都では「かぶり寿司」と言っていて、「恵方巻」と言わなかった。
そうそう、クイズの表題にある、あなたという意味で使う「自分」という表現も東京ではまずなかった。
ときに、USJで感じたのは、エスカレーターの左右どっちに並ぶ問題だが、新大阪とか大阪駅、さらにはユニバーサルシティ駅ではけっこうバラバラだった。
関東人が多かったのかも知れないなあと・・・そしてUSJのホテルの朝食バイキングで出ていた串カツのソース、同行者が東京のそれとの違いに驚いていた。
あ、今思い出したぞ、大阪ではヘレカツというが、東京ではヒレカツだ・・・いろいろ多いなあ。
だが、京都に行き最初に驚いたのは、会社の借りた社宅の手続きだった。一部上場企業である法人が借主になったのだが、その場合でも企業の保証人が必要ということで、自分が企業の保証人になり、源泉徴収票を提出させられた。
さらに入居者全員(といっても小生の場合は一人だが)の顔写真に加え、前住所の住民票と戸籍謄本の提出も求められた。
京都ならではかも知れないが、転勤族で10回引っ越したが、こんなのは初めてだった。
なれない人には京都はやっぱり敷居が高いなあと感じた出来事だった。
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