謎の広島焼き

以前の記事で、看板のない床屋を紹介したことがあるが、その気になって歩いていると、こういう店は見つかるものである。今日もまた一軒見つかった。

　まずは、写真をご覧いただこう。広島風お好み焼きの店である。それは、店の入り口の脇に書いてあるメニューでわかる。
　では、この店の名前は？・・・ない！どこにも書いてない！写真は、道端にある看板も組み合わせたため、一部隠れているが、そこにも何も書いていない。

　その道端の看板も見てほしい。謎の農作業風の女性の後姿が・・・(笑)まさか、店の名前は昔の英会話教室のＣＭよろしく、「NOVA」とか言うんじゃねえだろうな(汗)
　と思って看板の裏を見た。裏は、男性の後姿だった(笑)うーむ、いよいよわからん！広島風お好み焼き「農作業」とか・・・なんなんだよ。

　話題性は抜群であろうが、どうしてこういう店が増えているのだろう。広島風お好み焼きの表示がなければ、まったく何の店かもわからない。
　逆にドアにたくさん貼ってある、クレジットカードのシールの方が目立つぞ！以前紹介した床屋同様、ここも常連さんだけで勝負している店ということだろうか。

　しかし、会員制クラブならいざ知らず、会員制お好み焼きってえのは、ちょっと・・・そもそも、経営が成立するのか。
　まさか、看板にあるような店員さんがコスプレでお好み焼きを焼いてくれるオタクお好み焼き屋だったりして・・・で、一枚１００００円くらいしたりとか。(←あるかよ、そんなの)

　待てよ、そもそもお好み焼きで、カードで払うようなところはめったにないぞ。お正月に行った、東銀座のお店も現金だったような気がする。
　ということは、ここはやはりカードで払うのが普通の高級店ということなのか。そんな、高級感あるように見えないところが売りなのかも知れない。

　やはり、このさりげなさが江戸っ子の粋なのだなあ・・・さすがである。あれっ、広島？・・・(爆)