先日、鶯谷に所用があった。年に数回降りる駅だが、朝顔市くらいしか思いつかない・・・といいつつ、ラブホ街もあったりして、ビミョーにディープな町だ。
駅を出るといきなり、線路を渡る大きな跨線橋を通る。青空がきれいで、かつて勤務していた田端のビルも見えたり・・・
そして橋の向こうに長山の看板が見える。開店時刻を狙っていっただけに、先客はなし・・・と思ったら、すでに一人いらしていて、食べ始めていた。
さて、小生はどうしよう・・・と、これまでは味玉の醤油にしていたが、なんとなく・・・で、味噌ラーメンにした。
こちらは、大盛りが無料だが、小生はもちろん普通で、さらに太麺か細麺かと選べるのだが、もちろん太麺だ。
待つことしばし、出てきたのがこちら・・・見るからに濃厚なスーープだ。まずはスープからいってみる。ズズズッ・・・
おっ、これは濃厚だ。鶏豚骨の濃厚なスープが味噌とあいまって、かなりの濃さだ。味噌で濃厚というと、「味噌の大将」を思い出すが、それに匹敵するぞ。
ただ、味噌の大将は甘味が出ているが、こちらは甘味は感じない。ただ、パンチを利かせたくて、ニンニクと七味を入れる。
この濃厚なスープに対し、麺がよく絡み、なかなか美味しい。鶏豚骨スープがいい仕事をしているなあと・・・
チャーシューも厚くはないが、大ぶりのものが入っていて、満足度は高い。いやあ、醤油とこんなに違うとは・・・というくらい印象が違う。
それも醤油も味噌も抜群に美味しい。やはり名店・・・と呼ぶべきだろう。近くにあれば、しょっちゅう行くんだが・・・
例えていえば、「くまくら」のスープと双璧という感じか・・・もちろん、あくまで個人の感想ではあるが・・・
しかし、このスープを残してはもったいない。ということで、いつもよりたくさんスープをいただく。
完飲とはいかなかったが、それでもいつもよりたくさんいただき、大満足でご馳走様と。この時点でお客様は4人。
しかも、先客はまだ召し上がっていた。早食いの真骨頂だ(←どうでもいい)
所用を終えて、鶯谷のホームにつくと、寛永寺の墓地が高台になっているのがわかる。いつもながら、これを見ると、「山の手と下町」の境ってここだよなあ・・・と。
また、近々無理にでも所用作って行きたいなあ・・・と。
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