早くも移籍話、浦和が大分の高松に食指

いよいよＪリーグも今期残すところあと１試合、この時点で優勝の可能性を残すのは、セレッソ・ガンバ・レッズ・鹿・千葉の５チームという、大混戦。

　皮一枚抜けたセレッソがスッキリ勝てば決まりだが、それ以外の場合は残りの４チームにチャンス到来。ここへ来て得失点差が効いてくるので、小生の読みでは本命ガンバ、対抗レッズ…まあ、本音では鹿とセレッソ・千葉に勝たせたくないだけだったり…（爆）

　そんな中ではあるが、早くも来シーズンに向けた移籍話が出てきた。浦和が大分のアテネ五輪代表ＦＷ高松大樹の獲得に乗り出すというのだ。
　暴力的でさえあったストライカーエメルソンが抜け、浦和レッズにとってＦＷの補強はキーではあろうが、相変わらずこの手の話、浦和は早い。

　今期の高松は故障もあって実績はイマイチだが、能力が高いだけでなく、アテネ五輪では田中達也と組むなど、セットとしてのパフォーマンスも期待できる。
　スピードで勝負する選手が多い浦和としては、いいアクセントにもなるだろう。ただ当然ながら、他チームからのオファーもありそうだ。

　というのは、大分の経営難の問題もあるからである。Ｊ１残留は決めたものの、大分県から２億円を借り受け、県から経営規模を縮小するよう忠告も受けているのだ。
　高松が移籍すれば、移籍金で億単位…となれば、いかなエースといえども売り出し可能性大である。

　この夏にさんざん騒いだ結果、ジュビロの藤田は浦和でなく、名古屋に行った。プロとして高く買われたところに行くのは当然だが、活躍の場としては…である。
　正直、浦和が早くから旗を掲げたため、名古屋が意地で取ったかなという感じもしたが、今回もどうなるのか興味ありである。

　われらがジュビロも日本人ＦＷには拘っているが、中山以外に純粋なストライカータイプがいないことからいえば、高松には食指が動くかも。
　このストーブリーグの話題の中心は高松になるのかなあ…あっ、そういえば東京ヴェルディの有力選手も草刈り場状態になる…かも（汗）