アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

MILLI3の思い出

2016-12-17 07:00:09 | つれづれ
先日、車の中でメモを取る機会があった。おっ、そうそうカードサイズの筆記具を入れておいたんだよなあ・・・と、引っ張りだした。


 それが、TOP写真をはじめ、ちりばめた写真のこれだ。カードサイズで蓋をずらすと、中身が出てくる。
 この中身に3本のペンが入っている。シャープペン、黒のボールペン、赤のボールペンだ。さて、ボールペンを出して記入した・・・が書けない。

 赤のボールペンも同じくダメだった。さすがにシャープペンは書けたが・・・そこで、思い出したのは、この筆記具を車に載せたのは昭和だったこと。
 さすがにそりゃあ書けなくなってもしかたないよ・・・って。その時に乗っていた車から何台も乗り換えてるが、一度も使ったことがないことに気付いた。

 最初に載せたのは、トヨタVISTAだった。ハイメカツインカムなんてエンジンで、よく走ってくれたし、スタイルがいい割に室内も広く、なかなかいい車だった。
 残念ながら、もらい事故に遭い、それからほどなくして乗り換えてしまったが・・・


 正確に言うと、これを載せたのは昭和62年と特定できる。その時にやたら流行っていた筆記具だったからだ。もちろん、書きやすいとは言えない。
 だが、カードサイズに3本入るのは嬉しくて、ちょっとしたメモなら何の苦もなく書けるということで流行ったのだ。

 そういう意味ではなんともノスタルジックなグッズということになる。時代はまさにバブルの真っ盛りの時期。
 スーツにカバンを持つなんてことをせずに、手帳とこの筆記具で事足りるなんてスマートさがウケた様子。

 なんとも懐かしいし、思い出にひたってしまったが、だからなんだというわけでもないし、結局のところ、もう使い物にならないことだけがわかったという。
 バブルか・・・あれはいったい何だったんだろうか。
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