これがほんとの・・・

さて、２月２３日は、「つつみ（２２３）」の語呂合わせから、「ふろしきの日」といわれているそうな。

　まあ、だいたいこの手の「何の日」って、多くが語呂合わせだが、この語呂合わせはちょっとキツイかも(汗)
　ちなみに、２月２３日は、やはり語呂合わせから「富士山の日」でもあるが、こちらは語呂合わせだけでなく、この季節は富士山がきれいに見えるという意味もあるらしい。

　というところで、この日にちなんで、大阪・梅田の阪神百貨店に２２日、約７メートル四方もある日本最大級の風呂敷がお目見えしたという。
　もっとも、日本最大級ということは世界最大級でもあるんだが・・・
　ご覧のとおりなかなか巨大だが、よくぞ拵えたものだ。この風呂敷は京都市内の老舗が製作したという。

　ところで、風呂敷って、小生は、昔お風呂に入るときに脱いだ衣類を包むために使用したところから風呂敷と名づけられたとガキの頃教わったのだが、最近違うことを知った。
　昔のお風呂は、浴槽がなく、床にすのこ状のものを敷き、下から大量の湯気で蒸すサウナ式のものだったんだそうな。

　そこで、下から直接熱い湯気がきてやけどしないように、下に敷いた布が風呂敷だというのだ。なるほど・・・実はこっちがほんとだったのか。
　最近は、はっ水加工で水漏れしない製品なども出ているというが、その限りでは邪道ということになる。

　まあ、こんな薀蓄を語っていると、「なんでもわからんことがあったら、小生に聞いてこい」といいたくなるが、これがほんとの大風呂敷を広げるってことかも(汗)