悲しい冷麺

先日、とある焼肉屋に行った。その店は、いわゆる焼肉屋としては上品というか高級ぶっていた。まあ、店がキレイで煙臭くないのはいい。エルメスを誘ったりするにはいいのかも知れないなあと思っていた。

　タン塩やらハラミやら食べ、カルビもせっかくなので高い肉を選んだりした。なかなか美味しい。しかも、店員さんがテキパキしていて、皿が空くとすぐ取りに来る。
　まあ、皿をすぐ取りに来るのは、急かされたり追加注文を催促されているようで善し悪しであるが…とにかく美味しく食べた。

　一通り焼肉を楽しんだ後とくれば、最後は〆の食事物である。小生なんでも好きなのだが、この日は冷麺を頼んだ。
　その時の写真が掲載されている写真である。冷麺にスプーンが付いている。スープがタップリ入っていて、クッパ同様スープを飲んでほしいようだ。さすが、高級店！

　小生これに、キムチの残りを入れて食べるのが好きなのだが、店員さんがキムチを持っていこうとしたので、それは残してもらった（写真にも見える）。
　だが…悲しいことにこの冷麺、食べられない（汗）いや、厳密には食べにくい。写真ではよくわからないが、箸がないのだ。さすが高級店（爆）

　そう、手際のいい店員さんが持っていってしまったのである。いや、もしかしてこの店では、スプーンで冷麺を食べるのがマナーかも知れない…（まさか）
　かくなる上はと、スプーンでスープなどチビリチビリやっていると店員が怪訝な顔をした。どうやら、事態に気が付いたようである。

　その上で彼女は、回収した割り箸を再配布しようとした（汗）。おおい！そのごちゃ混ぜの箸をどうやって…（怒）
　ハッと気が付いた店員（←やっと…）は、「新しいの持ってきます」といいつつ、我々のテーブルにまとめてドサっとおいてくれた。

　店員さんは、我々のイラだちにまったく気付いていないようだった。さすがは高級店である（怒）もうこねえぞ、二度と…
　周囲を見渡すと、カップルで来て、口説いていそうなところが多く見受けられた。なるほど、そういうことか…我々は、好ましからざる客だったのだ。

　面と向かって拒否しない…さすがは高級店である（爆）(←けっこうヤケ)