アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

英語が読めたら…露海軍、説明書読めず潜水艇救出失敗

2005-08-20 18:26:52 | つれづれ
中学生になった時、英語ができれば世界中でなんとかなると教えられたが、シャレのような事件がロシアでおこっていたことが判明した。なんともトホホな話である。

 「ロシア海軍の潜水艇が浮上不能に陥り、英海軍チームに救出された事故を巡り、露海軍が自力救出できなかったのは、高性能の外国製救難装置を持ちながら、使い方が分からず壊してしまったからだ」という不名誉な内幕が明らかになったという。

 露紙によると、深さ190メートルの海中で密漁者の網やロープに絡まり動けなくなった際、露海軍は先に英企業から買い付けた高性能の無人深海救難装置を投入した。
 遠隔操作のアームで網等を切断して救い出すはずだったが、操作を任されたスタッフは「どのボタンを押せばよいのかも知らない」有り様で、壊してしまったという。

 フハハハハ…せっかく買った高性能の機械を使えずに壊してしまうなんて、なかなかいいぞ露海軍(笑)。現場では、英国製品はダメだと怒号が飛んだと見た(爆)
 で、結局英海軍チームに救出されたという結末になるのだが、きっとダメ製品を売りつけた英国が責任を取るのは当たり前だってことになったんじゃ…(汗)

 だが、救い出された潜水艇の乗組員は、同紙に、「使用説明書が英語なので、誰も読めなかった」と説明したという。おいおい、恥ずかしい内幕を漏らすなよ(笑)
 小生も英語はまったくだらしないが、その艦に何人ぐらい乗っていたのだろう。20人くらいいれば、1人くらいは何とかなりそうな気もするが…

 大将は「失態」の原因は「ロシア特有の無責任、ズサンさと怠慢にある」と怒り心頭で、艦隊検察部は、救難装置を搭載した水上艦の艦長を「職務怠慢」容疑で取り調べ中だ。
 と言っているが、この大将や検察スタッフも英語が読めるかどうか…実は、だったりしていないか。ここまでくるとつい疑ったりしてしまう(自分を棚にあげて)

 まあ、先日までいたスペインではタクシーなど英語はまったく通用しなかったし、日本でも似たようなものかも知れないから、なんとも言えない。
 だが、よく考えてみると、そもそも網にかかって動けなくなる潜水艇、そして救助艇を自前で用意できない露軍自体に問題があるのでは…トホホ(爆)

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6 コメント

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緊急対策 (すぽっと)
2005-08-21 03:05:48
大抵のものでは「緊急事態」になる事はまずほとんどないわけで、それでも万が一そうなった時の為に全てを熟知していなければならないのでしょうけれど、なかなかそうは行かないものですよね。

飛行機 の中でも緊急時の説明を最初にやっていますが、いったい何人の乗客が真剣に聞いているのかなぁ。。。なんて思ったりしています。



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おまぬけなとこが良いですね (ちー)
2005-08-21 07:23:44
ちょっとプリティです

でもこれ写真を見る限り、最近のことですか?昔ならまだしも今の時代でこれだったら、やられちゃいますよね
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緊急時 ()
2005-08-21 10:07:50
すぽっとさん

私は、飛行機の中の緊急用具の説明、キッチリ聞いてますよ。

えっ、説明しているスッチーを見るのが目的じゃないかって・・・はあ・・・まあ



ちーさん

そうなんです。このシーンを想像するとおまぬけそのものなんですよ。笑っちゃいますよ。
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訓練不足です。 (松田聖菜子★彡(まつだみなこ))
2005-08-21 19:24:01
>桂さま



>そもそも網にかかって動けなくなる潜水艇、そして救助艇を自前で用意できない露軍自体に問題があるのでは…トホホ(爆)



 訓練をするための時間とお金がなかったんでしょうね。



 海上自衛隊もしょっちゅうとはいかないようです。

訓練海域が陸から離れた海域でして、そこまで行く燃料代が大変なわけで、自動車のようにリッター10kmといったレベルでないお金が要ります。

 なぜ離れないといけないかというと、漁船&商船の来ない海域じゃないと事故が起きる&非公開訓練なんだそうです。無人深海救難装置が浮上したところに現在ではかなり老朽化しているさんふらわーに衝突すると、只では済まなくなりますものね。



>「使用説明書が英語なので、誰も読めなかった」と説明したという。



 我々が電気製品の横文字に慣れているので、なんでやねんってことになるでしょうね。



 年に数回はロシアのアマチュア無線家とQSO(交信)しますが、ロシアの局のほうが英語がうまかったりします・・・。軍人さんが多いらしいんですけどね。
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真相は (雪ダル)
2005-08-22 14:34:20
そういうことだったんですか~。

一度は、自国で、救出しようとしたのですね。



前に、ロシアの潜水艦が浮上できなくなったとき、他国に引き上げられると、軍事機密が漏れるからと、他国の救助の申し出を断って、見殺しにしたことがありましたよね。

今回、イギリス軍が救助したので、見殺しにするのは、さすがにまずいとロシアも思ったのかな~と、ちょっと、安心したんですよ。

しかし、裏にこんな悲話(笑)があったなんて~。
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訓練不足の悲話 ()
2005-08-22 15:10:53
はたしてこれは、悲話なのか、秘話なのか・・・なんともな話ではあります。



露軍の露が露見に見えてしまう、事件でした。
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