安倍某が銃撃されて2年になる。いまだ裁判の方も進んでいないそうだが、それも尋常ではなく、いろいろ勘ぐりたくもなるのだが。
それはさておき、2年になるということで、テレビなどで要人警護の見直しなどが進んでいるとやっていた。
それはそうなんだろうなあと思いながら・・・頭が悪く、ひねくれ者の小生、むくむくと疑問が・・・そもそも「要人」って何? と。
あ、予め断っておくが、小生銃撃事件を正当化しようなんて気もないし、与党がけしからんとか、野党がけしからんとかいうのはまったくない。純粋な疑問をあげているだけだ。
そう、銃撃された時の安倍氏はただの衆院議員だったはず。それが「要人」なの? 大臣とか与党の三役ならまだわかるのだが・・・
一応調べてみよう・・・すると、ウィキペディアによれば、「要人とは、社会に重大な影響が及ぶ立場や要職に就いている人物のことである。」とある。
警察の要人警護については、こうある。警護対象は「首相や国賓のほか、『身辺に危害が及ぶことが国の公安に係ることとなるおそれがある者として警察庁長官が定める者』で、衆参両院議長や閣僚、首相経験者などが含まれる。」
むむ、なるほど・・・安倍氏の場合は首相経験者ということか。うん? 待てよ、ということは野田氏や菅氏は元首相だから、警護の対象・・・って、聞いたことないぞ。
彼らは国の公安に係らないのか・・・逆に仄聞するところによれば公明党の党首には警護がつくという。ひょっとして「警察庁長官が定める者」って、雰囲気で決めてる?
今回都知事選では、蓮舫氏に殺害予告が出たことがニュースになったが、これは警護の対象にはならないのか。
一方で小池氏には警護がついていた。まあ現職と考えれば・・・だが、全国の知事全員が警護の対象なのだろうか。違うとすれば・・・何?
ともあれ、なんとなく「警察庁長官が定める者」という、わかったようなわからんような基準ってのは気持ち悪いなあ。
そういえば、安倍氏の奥様は閣議決定までして「私人」と規定されていたが、よもや警護はつかなかったんだろうなあ。ちなみに公務員の秘書はついていたが・・・「私人」に付く公務員の秘書・・・その根拠も? である。
もし警護が付いていたとしたら・・・なんで? なんだかとっても悩ましくなってきた小生である。
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