かつて日産にはラフェスタという車があった。初代は確か森高千里がCMで歌っていた。その後、二代目はマツダプレマシーのOEM車としてリリースされたが、極めて不人気で短命に終わったという。
当然、中古マーケットでも極めて不人気で、びっくりするレベルで購入できるミニバンとして、情報が流れてきた。
といいつつ、先日記事にしたホンダエディックスの流れで情報が来た様子。まずはサイズだが・・・4615×1750×1615mmという。
エディックスより全長は長く、全幅は狭い。エディックスはユニークな2列だが、こちらは3列で、7人乗りだ。
3列目のサイズもしっかりしていて、十分実用的だという。写真を見る限り、3列目を片方使用してのラゲッジもかなりありそうだし、6名で年数回使用する小生のシチュエーションにはピッタリだ。
また、ベースになったマツダのプレマシーとともに2列目のセンターが独特だ。ラフェスタではフレキシブルシートと呼ばれていて、センターの座面を隣のシートの下に折りたためる。それにより、ウォークスルーも実現できていて、子供などは喜びそう。
逆にいえば、4人とか5人でも、3列目を使って楽しくなんてこともいいかも。こちらの動画をご覧いただくと、この車が魅力的だというのがわかるかと・・・
エディックスは6人乗れて荷物も積めるというメリットはあるが、室内はギチギチで空間が厳しいのは理解できる。
そういう意味ではいわゆるミニバンとして使えるこちらの方が使いまわしはできそうだ。なのになぜ・・・といえば、いわゆるワンボックスタイプに比べ、空間的に狭く、中途半端感があるからだろう。他社のこの手のミニバンもほぼ全滅している。
ただ、個人的な環境や嗜好からいえば、今の技術を活かして、復活してほしいものだ。逆に考えると、古いのを覚悟して格安で購入し乗りつぶす・・・というのはありかも。
改めて、車の人気、特に日本のマーケットにおけるそれの特殊性がよくわかる。
かつてスバルがカローラやサニーの対抗車として出したスバル1000という車がまるで売れず、短命に終わったことを記事にした。
また、ラフェスタはスライドドアだが、ミニバンマーケットではスライドドアでなければ・・・という価値観は根強い。
欧米では、スライドドアの乗用車は数少なく、商用車なの? という認識という。車重が重くなるデメリットがあるためだが・・・
話を戻すと、この車がまったくといっていいほど不振だった理由がよくわからない小生である。
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