かつて、環七近くに住んでいた頃、知人に紹介されてハマったのが、環七ラーメンだった。それが経営者の変更により、味が変わってしまい、それを嘆いたファンが一念発起して開店したのが平太周だった。お店は、平山・太田・周の三人の発起人の名前から来ている。
小生もそれにドハマリし、発起人の一人平山さんとすっかり親しくなった。記憶が間違いなければ、1990年代だったはず。
そしてこんな記事も上げている。実はこの直後、平山さんは平太周から独立し、一秀というお店を立ち上げていて、その一秀も親父さんが引退されてから2018年に閉店となった。
平大周から一秀に通算では20年以上通っていたが、先日ひょんなことから吉祥寺に平太周の支店がオープンしたことを知った。
となれば、行くしかないぞ・・・ということで、はるばる吉祥寺に遠征。まだ開店まもないということで、花も飾ってあった。
今回は初回につき、定番の特製ラーメンにしようかと思っていたが、イチオシとなっていたのが、「爆盛油脂麺」という汁なしを選んだ。なかなかすごい名前だ。
麺は200gからお好みで・・・ということで300gにした。さらに味の好みを聞かれたので、ニンニク多め・脂多く・味濃いめで・・・
ほどなくして出てきたのがこちら・・・この日はiPhone12 mini(左写真)とGalaxy S22(右写真)の撮り比べ。ともにいい写真だが、よりメリハリ感があるのはGalaxyだ。
ではいただこう・・・まずは麺から。ズズッ・・・おお、このうどんにも負けない極太麺はすごい。すごいといえば、麺の色も濃い醤油の色がついていて、なかなかのものだ。
これに、ギトギトの背脂がこれでもかとふりかかっている。さらに黒っぽい醤油のスープがマッチして、最高に美味い。
こりゃあまさしく、あの味だよって。ただ、麺はこんなに太くなかったが・・・すいすいと箸が進むのだが、さすがに300gはやりすぎたかも・・・
途中から軽く苦行の様相を呈してきた。お隣は小生よりかなり若いお兄さんだが、200gだった、横目に見ながら「やっちまったか」と。
だが、わざわざ300gをリクエストした以上、ギブアップは許されないぞ・・・と必死に麺に集中した。
チャーシューは薄いが柔らかいものが2枚、それに味玉やメンマ、さらにはあえて大きめに切ったネギなどがアクセントになっている。
これらをつまみながら、なんとか食べきった。お隣を見ると、200gを相手にまだかなり残している。確か小生より早く着丼して食べていたはずだが・・・
フン、近頃の若い奴はだらしねえなあ・・・と心の中でつぶやきながら、店を後にした(←何を突っ張っているのか)
そしてせっかく吉祥寺に来たのに、ラーメンだけでは・・・と思い、アリバイのように「小ざさ」に寄って最中を買って帰路についた。
また近々来ることは間違いないぞ・・・
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