今年はドジャースのワールドシリーズに注目が集まり、いささか日本シリーズへの関心が薄れたのは否定できないところだが、皆さまご存じの通り、DeNAの下剋上で幕を閉じた。
横浜での2連戦でソフトバンクが快勝した時点では「やっぱりか・・・」と思ったが、舞台を福岡に移してからはDeNAが逆襲に転じ、一気の4連勝で大逆転となった。
2連敗のところで、ベテラン陣が指揮をとって選手の自主的なミーティングを開催したことも記事になっていたが・・・
小生がさらにこれこそが勝因だと思ったのが、球団オーナーの南場智子氏の行動である。トップ写真は、優勝が決まり三浦監督と話すオーナーだが・・・
なんともいい表情だし、監督の方もいい感じだ。この写真を見るだけで、選手やスタッフから見てオーナーが近い位置にいることがわかる。こちらの記事にその辺が書かれている。
小生の嫌いな某新聞社系の球団で、このような光景はありうるだろうか、いや絶対にありえないだろう。
ちなみに、この青いジャケットだが、日本シリーズの3戦目からゲンかつぎで、ずっと着用しているという。
さらに、クライマックスシリーズの阪神との試合、そしてセリーグの代表決定戦・・・これもすべて観戦したという。ここにも球団への深い愛情が感じられる。
それをさらに思わせてくれたのが、ビール掛けのこの写真だ。オーナーの心からの笑顔がはじけ、なんと三浦監督が掛けている。
個人的にはなんて素敵な写真だと・・・こんなオーナーのいるチームが強くならないわけがない。
今期は途中で筒香が日本に帰ってきた。おそらく複数球団からオファーがあったのかと推測するが、条件よりも横浜であることを選んだのでは・・・と。
それを裏付けるように、日本シリーズの要所要所で筒香のバットは火を吹いた。最終戦はひとりで4打点の暴れぶりだ。
南場オーナーは、今回26年ぶりの日本一だが、リーグで優勝はできていないと次を見据えている。
横浜という地域にしっかり根ざしているDeNA、これからもファンとともにそしてオーナーとともに強くなっていくことが期待できそうだ。
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