およそトヨタという会社は何種類の車を売っているのだろうと思うくらいに車種が多い。だが、いいか悪いかは別にして、かの会社は国内専用モデルと、海外専用モデルをいろいろ作り分けてもいる。
たとえば、国内専用モデルの典型がクラウンだ。国内では、一種のステータスを持って売られているが、海外には輸出していない。
なぜって、それは簡単、海外ではまず売れないからだ。逆にいえばトヨタはそのことをよくわかっているから、売らないわけで。
その反対に海外専用モデルのひとつが、今日紹介する7人乗りの高級SUV、「フォーチュナー」だ。大ぶりのSUVということになる。
おそらく、レクサスとかとの競合を避けて・・・というのもあろうが、トヨタの考える「日本人がSUVに求めるもの」とは違う世界の車だろうからと・・・
たとえばトヨタのSUVではコンパクトなC-HRというモデルがある。全長4400mmを切るとはいえ、SUVで、ラゲージスペースは315リットルという。
これは、ハッチバックのゴルフなどと比べてもかなり小さく、SUVとして荷物を積んで使うことを想定しえないレベルだ。
以前、何かの記事で読んだ記憶があるが、トヨタはそんなことはよくわかっていて、この車を購入する人にとって、そんなことは問題にならないから・・・と。
では、SUVって何? と書き出すときりがないので、やめておくが、このフォーチューナーはまさしくSUVのようだ。
ヘビーデューティな使用を前提にしつつ、快適装備・安全性能にぬかりがないのはトヨタならではというべきか。
もう一点、小生がなるほどと思ったのはパワーユニットだ。なんとこの車ディーゼルエンジンを搭載している。
トヨタの国内販売乗用車でディーゼルを積んでいるのはないはずだ。それもまた、日本のユーザーにウケないのと、税制上もイジメにあっているからだ。
なるほど、これは国内販売しないわけだ・・・ってか、逆にメジャーになるか否かは別に、こういう車こそ国内で販売してほしいと思うのは小生だけだろうか。
そうすれば絶対に買うのになあ・・・あっ、いややっぱりトヨタは死んでも買いたくないなあ(苦笑)
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