アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

甲府駅前の謎

2005-10-08 11:14:02 | つれづれ
出張で甲府に行ってきた。当然といえば当然の日帰りであるが、このくらいの移動はちょうどいい。甲府駅に降り立つと、やはり武田信玄公の像を見に行くのがお約束だろう。

 駅から南にまっすぐ伸びる通りの脇にある駅前公園から南南東をにらむような形で鎮座している。今回初めて気付いたが、この視線の方角には何か意味があるのだろうか。
 上野の西郷さんの像も視線の方角には意味があり、東京湾の向こうを見ているということを聞いた記憶がある。だとしたら・・・何もないかも知れないが(笑)

 以前、山本勘助について書いたときに述べたが、信玄の城は山梨はもちろん、今の静岡や長野に及ぶ広域に分布している。
 人は石垣・人は城とのたまえるのも、この広域を把握していればこそである。考えてみれば、日本人ならたぶん知っているという全国区の戦国武将は多くない。

 武田信玄は間違いなくその一人だが、その意味で山梨県の誇る英傑だ。その信玄の見据える先に、この大通りを渡る駅前の横断歩道があった。
 写真をご覧いただこう。

 なんと、駅前の大通りの横断歩道に「信号機がないのだ。ちなみにこの通り沿いには甲府の市役所などがある。文字通り目抜き通りだ。
 その駅前の横断歩道に信号機がない・・・

 小生が横断するときも車はバンバン通っている。決して交通量は少なくないのに、なぜ。考えられるのは、まず甲府の人がせっかちで信号を待てないことだ。

 だが、そんな話は聞いたことないぞ。現に、それより狭い道にも歩行者用信号機が付いているのだ。ということは・・・武田信玄がにらみを効かせているから不要だとか(汗)。

 なるほど、信玄公の目の前だけに、甲府の人は緊張して安全運転を心がけるので不要か・・・ふむふむ、なかなか気に入ったぞ。さすがは石垣不要の甲府だ。
 だが、ちょっと待て、今目の前を長岡ナンバーの車が通ったぞ。おお、危ない!件の横断歩道で歩行者とニアミスだ。

 あちゃー、思えば上杉謙信のお膝元の車か。さすがの信玄も、現代のボーダレスにはつらかった・・・おい、部下の誰か、シンゲンしてやれよ(寒)
 いやあ、うちにはそんなケンシン的な部下はおりませんってか(激寒)

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