アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ノラや寄席で菊之丞

2011-12-26 06:14:45 | 落語
高円寺にノラやという飲み屋があり、そこでちょくちょく落語会をやる。その落語会は、高座まで手を延ばせば届くくらいの距離で、マニアにはたまらん。


 その席で、今回は菊之丞の独演会があった。となればいかずばなるまい。ということで、出かけてきた。会場ば30席ほど・・・こりゃあ贅沢だ。
 今回着席できたのは、なんと最前列の真ん中! まあ全部で30席くらいだから、どこでもかぶりつきみたいなものだが・・・

 ということで、一席目が開始。ネタは「湯屋番」だった。いつもながら、若旦那とか幇間とかいうとツボにはまる。
 この日の若旦那も抜群であった。菊之丞のフラとか色気がそのまんま出てくる感じ。やはりこういう形のいい噺家はお気に入りである。



 そして中入りをはさんで、もう一席・・・おお、これは・・・「素人鰻」だ。酔っ払いの金さんにやられてしまったぞ。
 それにしても贅沢な会だ。小生の席から高座までわずか1mくらい。この人数で、しかも片手でおつりがくるという・・・

 落語を堪能した後は、ゲストのアコーディオン奏者の坂本光世さんが登場。昭和歌謡を歌いつつ、なんとなく歌声酒場に化す。
 なにしろ歌ったのが、東京キッド・高原列車・星影のワルツ・・・うーん、古い(爆)。さらに、菊之丞師匠が出てきて、美空ひばりの曲を三曲。

おいおい、これは市馬の世界じゃないかって・・・といいつつ、考えてみれば、これも時代かよ・・・って、なんかだまされてるみたい。
 とはいえ、休日のこと、すっかり堪能し、二次会に移行する小生であった。
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